伊勢志摩経済新聞、年間PV1位は「中2女子100キロのカジキ釣る」

伊勢志摩経済新聞、年間PVランキング1位は「中2女子100キロのカジキ釣る」写真は清水美海さんが釣り上げたカジキと記念撮影するクルーたち。

伊勢志摩経済新聞、年間PVランキング1位は「中2女子100キロのカジキ釣る」写真は清水美海さんが釣り上げたカジキと記念撮影するクルーたち。

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 伊勢志摩経済新聞の2010年のPV(ページビュー)1位には、「中学2年生の女子が初挑戦で100キロ弱のカジキ釣る」の記事が輝いた。ランキングは今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。

99.6キロのクロカワカジキを釣り上げた中学2年生13歳の清水美海さん

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 今年開催された「鳥羽ビルフィッシュトーナメント国際大会」で7月31日、中学2年生13歳の清水美海(みみ)さんが、初参加にもかかわらず99.6キロのクロカワカジキ(ブルーマーリン)を釣り上げた。彼女の名前の響きも手伝いネット上でも話題に。その後8月に開催された「志摩ビルフィッシュトーナメント」にも参戦し記録の更新に注目が集まったが、残念ながらこの時はヒットしなかった。来年の記録更新に期待したい。

 2位に、鳥羽水族館に持ち込まれた2キロオーバーの「巨大伊勢エビ」、4位に、「刺身にならないでペットになった天然マダイ」がランクイン。新鮮な魚介類豊富な伊勢志摩らしいニュースが上位を飾った。「巨大伊勢エビ」は今でも同水族館の「小さく見える」水槽の中で君臨し続けているが、「ペットになったマダイ」は残念ながら今年の猛暑の影響で水槽の水温が上がり過ぎたことが原因で、7月に息を引き取ってしまった。現在マダイの「遺志」を引き継ぐ芸達者な魚を選定中だとか。

 3位にランクインしたのは、陸上自衛隊明野駐屯地「航空祭」の記事。ヘリコプターの航空ショー的なデモンストレーションがあり、ヘリコプターファンが全国から集まることでも知られている「日本一のヘリコプターの祭典」。日本が誇る国産の観測ヘリコプターOH-1(ニンジャ)を目の前で見ることができることから海外からも注目されている。今後はそのOH-1の実用試験などを行う陸上自衛隊唯一の「飛行実験隊」の活動をウオッチしていきたい。

 5位には、新しく開店したにもかかわらず「いつも閉まっている」とうわさが広がってしまった讃岐うどん店がランクイン。現在そのうわさは「開いているけどすぐ閉まる」と進化している。

 10位までのランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)

1. 中2女子、100キロ弱のカジキ釣る-鳥羽BFTで(7/31)
2. 2.04キロの「巨大伊勢エビ」鳥羽水族館に婿入り(10/23)
3. 日本一のヘリコプターの祭典、明野駐屯地「航空祭」(10/31)
4. 「刺身にならないでペットになった」天然マダイ(2/24)
5. 「いつも閉まっている」とうわさ広がる讃岐うどん店(1/14)

6. 伊勢で一番人気のB級丼「からあげ丼」、映画「半月」効果(4/2)
7. 伊勢内宮おはらい町の人気ラーメン店がリニューアル(1/21)
8. 「4人で早起きすると」近鉄特急片道料金1,000円に(2/22)
9. 「熱中症で倒れるから」と「夜のウオーターボール」(8/20)
10. 伊勢が舞台の映画「半分の月がのぼる空」完成(1/24)

 6位と10位は、伊勢市出身の作家橋本紡さんの作品が原作で、伊勢でオールロケし完成した映画「半分の月がのぼる空」に関するニュース。4月に映画が公開されてから、「巡礼ツアー」で伊勢を訪れる人がさらに増えた。まんぷく食堂(伊勢市岩渕)は必ず立ち寄る場所の一つになっている。

 7位には、伊勢神宮内宮前・おはらい町のラーメン店「市丸」(伊勢市宇治中之切町)。ダブルスープの市丸ラーメンは地元客や観光客に人気が高い。近鉄が打ち出した「4人で早起きすると特急片道料金1,000円」になる格安乗車券は8位に。ただし、同乗車券の継続は「今のところ未定」(同社)。

 9位にランクインした「ウオーターボール」は、志摩自然学校(志摩市大王町)が今年から導入した新アトラクション。水上を浮遊する新感覚が受け、多くのメディアからも注目された。年を取ると「水と戯れること」から遠ざかってしまいがちになる現代人の傾向にストップをかけることができる可能性を持っていると、来年以降も注目を集めそうだ。

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