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伊勢志摩経済新聞年間PVランキング、1位は「黒(グロ)い川」

伊勢志摩経済新聞年間PVランキング、1位は「黒(グロ)い川」

伊勢志摩経済新聞年間PVランキング、1位は「黒(グロ)い川」

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 伊勢志摩経済新聞の2012年の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、伊勢の勢田川に突如現れた10万匹以上のイナの大群が遡上(そじょう)し、黒光りしてグロテスクに見える「黒(グロ)い川」になった自然現象を報告した記事だった。

大量のイナが伊勢の勢田川を遡上「黒(グロ)い川」に

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 上半期ランキングでも1位だった同記事は、伊勢志摩経済新聞の編集スタッフがたまたま別の取材で通りかかった際に、水面が黒く気持ち悪そうにうごめく何かを発見。「地震の前触れでは?」「気持ち悪いので閲覧注意」などとネット上でも話題になったためロングランでアクセスを稼いだ。

 上位10位のランキングは以下の通り。ランキングは今年1月1日から12月28日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの(カッコ内は掲載日)。

1. 伊勢の勢田川にイナの大群遡上「黒(グロ)い川」に(4/4)
2. ポケモンのキャラクターにそっくりな「白いサメ」(5/25)
3. 梅雨明け、鳥羽水族館のアマガエルもスカイブルー(7/18)
4. 真珠のネックレス着けた黒田清子さん、神宮臨時祭主に(5/13)
5. 悪天候の中、夏至に伊勢・朝熊山山頂から富士山現る(6/22)

6. 伊勢神宮臨時祭主・黒田清子さん、初の祭典奉仕(5/14)
7. 3年11カ月絶食「ダイオウグソクムシ」-鳥羽水族館(11/9)
8. 「ミス伊勢志摩」GPは現役海女で女子大生の中川静香さん(9/24)
9. 伊勢神宮臨時祭主・黒田清子さん、「神嘗祭」を初奉仕(10/17)
10. 「水中からこんにちは」-鳥羽水族館で「水中入社式」(3/31)

 2位・3位・7位・10 位は鳥羽水族館に関連する記事。7位にランクインした3年11カ月間絶食中のダイオウグソクムシの記事がヤフーニュースのトピックスで紹介されるとたちまち話題となり、関連ページとしてリンクしていた、「白いサメ」と「スカイブルーのアマガエル」の記事が再び読まれ2位・3位にランクアップした。絶食記録更新中のダイオウグソクムシは来年1月2日を迎えると丸4年間何も食べていないことになるから、記録の更新にも注目が集まっている。10位にランクインした「水中入社式」の記事は今では同館の恒例行事。今回もヤフートピックスで紹介された。

 いよいよ来年2013年秋に迫った伊勢神宮の式年遷宮。伊勢神宮の内宮(ないくう)・外宮(げくう)の正宮隣にある新御敷地(しんみしきち)では、新しい社殿の造営作業が着々と進み、仕上げの段階にまで至っている。それに伴うさまざまな祭典や行事も数多く予定されている。現在の神宮祭主を務める池田厚子さんを補佐する形で臨時祭主として黒田清子(さやこ)さんが抜てきされ注目を集め、「サーヤ人気」も手伝い4位・6位・9位の3本の記事が一気にランクインした。

 広域伊勢志摩圏内の主な場所から富士山山頂までの直線距離は、興玉神社(伊勢市二見町)が約201キロ、朝熊岳・伊勢志摩スカイライン展望台(伊勢市朝熊町)が約203キロ、横山展望台(志摩市阿児町)が約210キロ。関東エリアでは頻繁に見られる富士山も伊勢の地からはとてもありがたく貴重な存在。年間ランキングでは梅雨時と重なる夏至の日に伊勢・朝熊山山頂から奇跡的に現れた富士山の神秘的な写真が5位に入った。

 8位にランクインした鳥羽市出身の中川静香さんは現在、皇學館大学(伊勢市神田久志本町)に通う現役女子大生で海女。今年「ミス伊勢志摩」グランプリに選ばれ、さらに注目を集めている。鳥羽市が中川さんをモデルにして作ったフェルメールの絵画「真珠の耳飾りの少女」そっくりに撮影した観光ポスターは今では欲しくても手に入らなくなっているほど希少なポスターに。広域伊勢志摩圏から飛び出し、来年最も話題を集めそうな人物として全国区でも注目される存在になっている。

 20年に一度の式年遷宮がいよいよ来年行われるが、前回の遷宮と今回の遷宮で大きく違うところは、ブログやフェイスブック、ツイッターなど誰もがメディアとして情報を発信できるようになった社会的インフラ「インターネット」の普及だ。伊勢志摩経済新聞は、「ネットメディア」と呼ばれる新しいメディアとして、ネットユーザーに信頼のおける情報の発信を通して、伊勢志摩地域の発展に少しでも寄与できるように今後も記事を書き続けていく所存である。

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