志摩の海でオレンジのオニオコゼ見つかる、志摩マリンランドで「ゴールド」と同居

志摩の海でオレンジのオニオコゼ見つかる、志摩マリンランドで「ゴールド」と同居
(左が「オレンジ」右が2009年入館の「ゴールド」、奥に一般のオニオコゼ)

志摩の海でオレンジのオニオコゼ見つかる、志摩マリンランドで「ゴールド」と同居 (左が「オレンジ」右が2009年入館の「ゴールド」、奥に一般のオニオコゼ)

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 全身ゴールドで金運を招くといわれている黄金色のオニオコゼがいる志摩マリンランド(志摩市阿児町賢島、TEL 0599-43-1225)に12月3日、今度は全身がオレンジ色に輝くオニオコゼが仲間入りした。

「ゴールド」と「オレンジ」と通常のオニオコゼの3匹が1列に並ぶ

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 2009年1月に入館した「ゴールド」は、携帯カメラで撮って待ち受け画面にしておくと金運が良くなるといううわさが人気を呼び、水槽の前にはカメラを向ける入館者が列を成す。黒褐色の一般のオニオコゼは周りの岩や砂の色に擬態化しどこにいるか分からないが、「ゴールド」は一目瞭然で、その存在はすぐに見破られている。

 その水槽にさらに「オレンジ」が入った。「ゴールド」同様によく目立ってその存在は明らかだ。「オレンジ」は11月28日、志摩市磯部町の的矢湾・渡鹿野島の沖で「観光旅館 三好」(志摩市磯部町)のおかみ・井村京子さんが、メバルを捕るために前日に仕掛けた刺し網にかかったものだ。全長29.7センチ、体重500グラムの大きさ。

 オニオコゼの分類は、硬骨魚網・カサゴ目・オニオコゼ科で、内湾から水深200メートルまでの砂泥底に生息する。一般的に「オコゼ」と呼ばれ、背ビレに毒とげを持つが、白身の高級魚として食用され味もうまい。

 同館の里中知之館長は「2009年入館の『ゴールド』は1月にやってきたこともあり正月と重なりおめでたいと話題になった。2008年入館で今年の元日に客がカンパチの肩に『寿』の文字を見つけて注目された『寿カンパチ』も同じく縁起がいいと今でも当館の人気者。『オレンジ』もきっと何か幸運を招いてくれるはず(笑)」とほほ笑む。

 開館時間は9時~17時。入館料は、大人=1,250円、中高生=700円、小学生=500円、幼児(4歳以上)=300円。

伊勢志摩経済新聞VOTE

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