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「大き過ぎて注文しづらい」重さ4キロの巨大バーガー、志摩スペイン村で

「大き過ぎて注文しづらい」重さ4キロの巨大バーガー、志摩スペイン村で

「大き過ぎて注文しづらい」重さ4キロの巨大バーガー、志摩スペイン村で

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 志摩スペイン村(志摩市磯部町)パルケエスパーニャ内にあるキャラクターカフェ「チィコ チィコ」では3月1日から、巨大バーガー「ひまわりメガバーガー」の提供を始めた。

【その他の画像】大き過ぎて子どもも泣き出してしまう約4キロの巨大バーガー「ひまわりメガバーガー」

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 直径約34センチ、高さ約18センチ、重さ約4キロで16人分相当の同バーガー。日本マクドナルドが提供するハンバーガー(重さ=約108グラム)約37個分に匹敵する。発売から10日間で売れた数は5個。「大き過ぎて注文しづらい」のが原因か?

 バンズは、パーク内のセントラルキッチンにある巨大オーブンで焼ける最大のもので、同バーガー用に特別に焼いた。下層には「チィコ チィコ」で提供する牛肉100%のハンバーグ(ビーフパティ)10枚を、中層には厚切りトマトのスライスやレタス、ピクルスを、上層にはパーク内のカフェ「ミ カサ」で提供するスペインのサンドイッチ「ボカディーリョ」の中に入る塩漬けにした牛肉を薫製にしたパストラミビーフをそれぞれ挟んだ。

 同パークの飲食部門を担当する平田二郎シェフは「巨大バンズを作るのに苦労した。全体に火が通るように試行錯誤した結果、スペインを象徴するヒマワリの花の形になった。しっとりと弾力を持たせないと食べる時に崩れてしまうのでホテルブレッド風に焼き上げ、食べてもおいしいものを目指した。バンズに上質の脂質を多く入れているので、くどくならないようにバターなどは塗らずに厚切りのトマトなどを入れて、ヘルシーに仕上げた」と説明する。

 大阪地区で5店舗のセブンイレブンを経営する高橋仁さんは従業員11人と旅行で伊勢神宮と志摩スペイン村を訪れ、同8日に同バーガーを注文した。食べ終わった後高橋さんは「目の前に現れた時には驚いたが、11人でも何とか食べられた。バンズがとてもおいしく、セブンイレブンで人気の『金の食パン』のような食感だった(笑)」とリアルな感想を漏らした。

 同パーク広報担当の柴原励治さんは「注文いただければ混雑していてもお席を確保し、シェフが食べやすいように切り分けるので安心してほしい。大勢で楽しく食べていただいて、志摩スペイン村での思い出を共有していただければ」と話す。「これまで男性4人が完食した。3月31日まで学生キャンペーン中なので学生グループの挑戦もぜひ(笑)」と付け加える。

 同バーガーは1日3食限定。注文から出来上がるまでに最低約30分を要するため、予約は閉園時間の2時間前まで受け付ける。価格は8,000円。

 営業時間はホームページで確認できる。入園料は、パスポートが大人=4,900円、シニア(60歳以上)=3,300円、中人(中学・高校生)=3,900円、小人(幼児・小学生)=3,300円。アフタヌーンパスポート(14時以降)が大人=2,100円、シニア・中人・小人=1,600円。

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