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女性外交官が「サミット」についての出張授業、伊勢志摩の小中学校で

女性外交官が「サミット」についての出張授業、伊勢志摩の小中学校で

女性外交官が「サミット」についての出張授業、伊勢志摩の小中学校で

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 来年5月に開催される主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」について子どもたちの理解を深めるため12月16日、外務省の職員が伊勢市の沼木中学校(伊勢市上野町)と志摩市の志島小学校(志摩市阿児町)で出張授業を行った。

【その他の画像】「伊勢志摩サミット」について説明する女性外交官

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 この日、外務省の伊勢志摩サミット・広島外相会合準備事務局に所属する島根玲子さんが両校を訪問、授業では外交官の仕事やサミットの概要、伊勢志摩サミットなどについてスライドを交えながらわかりやすく説明していた。

 沼木中学校全校生徒の前で島根さんは「おそらく、みんなが生きている間にはこの伊勢志摩の地でサミットが開催されることはないだろう」と話し、伊勢志摩サミットがどれだけ重要で歴史的な会議であるかを説いた。生徒らは島根さんの問いかけに元気よく答えながら理解を深めていた。

 志島小学校では5・6年生の児童が授業に参加。同小学校校長の中北好美さんは「サミットについてわかりやすく説明してもらい、さらに関心が高まった。子どもたちの視野を広げるとてもいい機会になった。今後もサミットを題材に期間限定・地域限定の楽しい取り組みをしていきたい」と話す。

 同授業は、サミットを盛り上げようと外務省が企画する「イチからわかる!サミット塾」。今月7日から始まり、これまで両校を含めて6回行われ、来年3月までに小・中・高の学校で計約15回を計画する。

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