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全国から高校生伊勢に、地域の問題を高校生が解決 優勝は松葉の有効活用

全国から高校生伊勢に、地域の問題を高校生が解決 優勝は松葉の有効活用
(写真は岩手県立盛岡農業高校のモウモウ☆TeeNs)

全国から高校生伊勢に、地域の問題を高校生が解決 優勝は松葉の有効活用 (写真は岩手県立盛岡農業高校のモウモウ☆TeeNs)

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 伊勢で8月18日・19日、「第2回全国高校生SBP交流フェア」が開催された。主催未来の大人応援プロジェクト実行委員会。

【その他の画像】伊勢でSBP交流フェア

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 全国から高校生が集まり、ビジネスの手法で地域の課題を解決に導こうと取り組む同イベント。両日、皇学館大学(伊勢市神田久志本町)をメイン会場に、伊勢神宮外宮(げくう)前特設会場や高校生レストラン「まごの店」(多気郡多気町)などで展開した。

 第1回の昨年は青森や福島、沖縄などから11団体が参加した。文部科学省との共催となった今年は24団体が参加した。

 SBP(ソーシャル・ビジネス・プロジェクト)では、相可高校(多気郡多気町)食物調理科の高校生が運営する高校生レストラン「まごの店」の成功事例にならい、高校生が、人、モノ、自然、歴史、名所旧跡、産業など地域資源を活用し、まちづくりやビジネスに結びつけようと取り組んでいる。

 初日は、自分たちの活動をポスターで表現し審査委員にプレゼンするポスターセッションが行われ、審査委員たちは真剣なまなざしで高校生たちの取り組みに耳を傾けていた。そのほか、アドビシステムズ(東京都品川区)のコミュニティーマネジャーの武井史織さんによる講演「デザインの力×地方創生」や、グーグル(東京都港区)、レオパレス21(東京都中野区)などによるワークショップが行われた。

 2日目は、伊勢神宮外宮前広場での活動PRや商品の販売「SBPチャレンジ部門」と相可高校生との料理研修「料理部門」が午前中に、午後からはポスターセッションで選ばれた7団体の最終プレゼンが行われた。

 ポスターセッションで文部科学大臣賞に選ばれたのは静岡県立静岡農業高校(静岡県静岡市)の松葉研究班。同校は三保の松原で剪定(せんてい)された松葉や枯れ松葉に着目し、抗酸化作用、血管弛緩(しかん)作用、アレルギー緩和作用などがあることを発見し、緑茶やうどん、入浴剤などの商品開発を企業と取り組んだ成果が高く評価された。三重県知事賞には愛知県立高浜高校(愛知県高浜市)のオリジナルたいやき「Sの絆焼き型」を瓦焼きの伝統技術とトヨタレクサスなどの部品を供給する最先端技術をそれぞれ持つ地元企業とのコラボで実現した活動が選ばれた。

 アドビシステムズの武井さんは「高校生たちの熱量がすごくて感動した。地域の問題を解決している事例をうかがってさらに驚いた。参加した高校生たちにとって最高の経験だと思う。来年もお手伝いできれば」と話す。

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