伊勢市生まれで明和町出身の音楽家・長岡成貢さんが作曲とプロデュースを手掛けるアーティスト・青山みつ紀さんのライブが12月12日、ライブラウンジ「楓林（ふうりん）」（伊勢市一之木、TEL 0596-24-8790）で開催される。

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　青山さんは、北海道帯広市出身。今年7月20日にCD「Naturally（ナチュラリー）」（収録5曲）をリリース。作詞には「ダイナマイト」「シェイク」などSMAPのヒット曲を手掛けた森浩美さん、嵐、AAAなどを手掛ける溝口貴紀さん、V6や中森明菜さんなどを手掛けた夏ノ芹子さん。演奏は米国の著名ベーシストのウィル・リーさん、T-SQUAREのサックス奏者・宮崎隆睦さん、オルケスタ・デラルスのトランペッター佐々木史郎さんらが名を連ねる。

　長岡さんは、明和町観光大使第1号。映画「EMPIRE OF SILVER/白銀帝国」「桜田門外ノ変」「渾身 KON-SHIN」「たたら侍」、ドラマ「日曜劇場 JIN-仁-」などの音楽を担当。SMAPやKINKI KIDS、嵐、中島美嘉さん、EXILE、MISIAさん、CHEMISTRYらのアーティストへの楽曲を提供するほかアレンジ、プロデュースなどを手掛け、自身も2枚のアルバム「Purple」「Romantic GOLD」をリリースしている。

　青山さんは「遠く離れた東京の地にいても、故郷・伊勢志摩のことを忘れず、大切にしている長岡さんの姿に感銘を受け、私も故郷を讃え、故郷の人々に愛されるアーティストになりたいと思った。5年前、長岡さんに初めて伊勢神宮や伊勢志摩を案内していただき、その美しさと歴史に感動した。その素晴らしい伊勢志摩の地で初ライブ。皆さんが元気になれる楽しい青山みつ紀サウンドをお届けできることを楽しみにしている」と話す。

　長岡さんは「北海道からアーティストを目指して東京に出て来た青山の姿に、伊勢志摩から東京に出てきて葛藤していた若い日の自分がオーバーラップした。自分と同じく故郷を離れて頑張っている全ての人々に送る曲を彼女に歌ってほしいと思い、故郷への思いを胸に、東京で負けない自分というコンセプトで、森さんに作詞を依頼し、本作に収録されている『トウキョウノカゼ』が生まれた。当日は、現在プロデュース中の南伊勢出身シンガー・ソングライター『翔大』や伊勢の『一之木須原太鼓』の新曲『風神』の演奏もあるので多くの人に聞いてほしい」と呼び掛ける。

　18時開場、19時開演。入場料＝4,000円（1ドリンク付き）、チケット予約は「コンプロデザイン」（伊勢市小俣町、TEL 0596-37-7370、平日10時～17時）まで。