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第5回「賢島映画祭」 「地域」に光を当てた映画で日本を元気に

第5回「賢島映画祭」 「地域」に光を当てた映画で日本を元気に

第5回「賢島映画祭」 「地域」に光を当てた映画で日本を元気に

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 「地域」に光を当てた映画作品を世界中から募る映画祭「賢島映画祭」が9月8日、賢島の宿泊施設「賢島宝生苑(ほうじょうえん)」(志摩市阿児町神明)コンベンションホール「華陽の間」で開催される。主催は「志摩ムービークルーズ」(大王町船越)。

【その他の画像】第4回賢島映画祭の表彰式

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 志摩市の船越中学校(大王町)が閉校することを題材にした映画「校歌の卒業式」の製作に関わったメンバーらが、映画を作っていく過程で地域の人々が明るく元気になっていくことに気付き、「地域に光を当てた映画が地域を、日本を、元気にしていくのでは」と「地域主役型映画」を紹介しようと始まった同祭。映画「ALWAYS三丁目の夕日」などを手掛けた大王町出身の故・山際新平さん、「ジャングル大帝」などアニメ映画監督で今年6月5日に急逝した宇井孝司さんらが立ち上げた。

 出品作品は、「主役クラスのキャストが最低1人その地域の人であること」「本編が30分以上であること」などの応募条件を設け、全国から募集。映画としての技術的完成度よりも撮影した地域の人々の特色を魅力的に伝えられたかという観点で評価する。上映会で、地域復興の原動力となると認めた最優秀作品に「グランプリ賞」、優秀作品に「準グランプリ賞」、そのほか作品に対して「特別賞」、個人賞として「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」を決定する。

 今年2月20日~5月10日の期間で応募のあった作品の中から以下の6作品を当日上映する。「ミは未来のミ」(磯部鉄平監督)、「Lemon&Letter」(梅木佳子監督)、「ウマレル、オモイデ。」(今泉惠美子監督)、「いただきガール」(かまだともゆき監督)、「この街と私」(永井和男監督)、「ひとくず」(上西雄大監督)。

 8時30分開場、8時50分~主催者あいさつ、9時開演(午前の部=9時~12時、午後の部=13時30分~18時30分)。一般鑑賞券は、限定100枚の前売り券=2,500円(ランチ付き)、当日券=1,000円。前売り券の販売は、「ブックハウス中岡」(阿児町鵜方、TEL 0599-43-2706)、「志摩市商工会」(同、TEL 0599-44-0700)、「志摩ムービークルーズ事務局」(大王町船越、TEL 0599-72-2412)。

 また、5周年記念イベントとして同7日、「スクール・オブ・ナーシング」の上映会と伊勢市出身の脚本家・児島秀樹さん、女優の桐島ココさん、シンガーソングライターの佐々木詩菜さんによるミニトークショーを開催する。13時30分開場、14時開演、志摩市商工会(志摩市阿児町)多目的ホール、先着150人(無料)。

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