ヘッドラインニュース
「真珠」の取り出しに生徒ら歓喜-代々木高校総合学習の一環で
(2007年12月17日)
広域通信制高校の「代々木高校」(志摩市阿児町神明、TEL 0599-43-6177)の生徒らが12月14日、「真珠」の浜揚げ作業を体験した。
授業は、同校の総合学習の一環で、地元真珠養殖業者の協力のもと、伊勢志摩地域の地場産業「真珠養殖」について学習するプログラム。真珠の元になる核をアコヤ貝に入れる「真珠の珠入れ」作業を今年の7月に生徒15人で実施。その後アコヤ貝をカゴに入れ英虞湾の海中につるし真珠養殖業者に育ててもらっていた。この日はそのアコヤ貝から真珠を取り出す「真珠の浜揚げ」作業を生徒7人が体験した。
本来は来年1月に実施する予定だったが、英虞湾の水温の低下を心配し、自然環境の変化から急きょこの日に作業をすることになった。協力した真珠養殖業の番条辰弥さんは「アコヤ貝にとって水温が10度を下回ると貝が衰弱し死んでしまい、きれいな真珠が取れなくなる。今の水温は13~15度だが、気象状況から推察すると、1月には水温が10度以下になる可能性が高いので時期を早めた」と話し、生徒は「真珠養殖が自然環境の敏感な変化にも左右されること」も同時に学んだ。
作業手順を習い、アコヤ貝をナイフで開き真珠を取り出すと、生徒らは初めての経験に感動し「むっちゃ楽しい」「神秘~」などと歓喜した様子。ピンクやブルー、キズがあったり、歪(いびつ)だったり、1粒数万円の価値だというきれいな真珠や、真っ黒で真珠とはいえないような「物体」など、取り出してみないとわからない面白さも体験した。
また「真珠の浜揚げ」から出る副産物の「アコヤ貝の貝柱」もその場で食べ、その味にも感動し2重の感動を体験した。「貝柱」はきれいに洗浄し、土産に持ち帰った。
協力した番条さんは「初めての経験でこれだけの成果はなかなかのもの。よく巻いている珠(真珠)もあるからすばらしいアクセサリーができるのでは」と賞賛した。取り出した真珠は自分たちでアクセサリーにして、3月の卒業式に着けて出席する計画。
志摩のネット特区高校で初の卒業式(伊勢志摩経済新聞)代々木高校
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://iseshima.keizai.biz/headline/338/trackback.html
アーカイブ
伊勢出身小6の上田竜大選手、鈴鹿・カートレースでポールポジションから最下位に カートレースの最高峰「2012CIK-FIA世界カート選手権(KF1)」が開催されている鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)国…
伊勢志摩ツーデーウオークにのべ3,000人-ペンギン駅長「志摩ちゃん」も応援に 伊勢志摩国立公園の中心に位置する志摩市・賢島を発着点とする伊勢志摩ツーデーウオークが19日・20日の2日間、のべ約3,0…
元気な80歳。伊勢神宮からヒノキの杖1387本-伊勢市民1万3千人に記念品 伊勢神宮は5月17日・18日の2日間、伊勢市内に住む数え歳で80歳以上の高齢者1万3,334人を招待し、長寿と健康を祈願…
黒ニンニク使ったドレッシング-相可高校調理クラブと民間企業がコラボ ドラマ「高校生レストラン」(日本テレビ系)のモデルとなった相可高校(多気町)調理クラブと、化粧品や健康食品などを販売する…
「カレーなのに、どうして鉄板?」-伊勢の飲食店が鉄板カレーをメニュー化 「カレーなのに、どうして鉄板?」とメニューを見ると首をかしげる客も、「鉄板カレー」にスプーンを入れると「なるほど」と納得…
