鳥羽水族館にビーバーのカップル誕生-早くも人気者に

鳥羽水族館にやってきたアメリカビーバー。オスはせっせと巣作りに励んでいる。

鳥羽水族館にやってきたアメリカビーバー。オスはせっせと巣作りに励んでいる。

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 鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-2555)は7月30日、2頭のビーバーの展示を始めた。ビーバーたちのかわいいしぐさが、早くも人気を集めている。

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 今回入館したビーバー(哺乳類げっ歯目ビーバー科)は北アメリカ北部に生息するアメリカビーバーで、森林内の川や湖に生息し、水辺に生えている木をかじり倒してダムを作り、水中から出入りできる巣を作る。水の中の生活に適し、舵の役割をするといわれる平たく大きな尾と後ろ足の水かきが特徴。危険が迫るとこの尾を水面にたたきつけ大きな音をたてる。

 2頭のカップルは、みさき公園(大阪)からやってきたオス(2007年生まれ、全長85センチ、体重15キロ)とマリンピア松島水族館(宮城)からやってきたメス(2006年生まれ、全長75センチ、体重8キロ)。どちらもまだ名前は付いていない。

 同水族館でのビーバーの展示は初めて。今回新たにビーバー専用の展示水槽を設置し、水槽には森林の中を流れる川を、陸上部分には木や植物を、水槽中央付近にはダムを再現した。水槽の大きさ=幅約9メートル、奥行き約4メートル、高さ約5メートル(水量約6トン)。

 同水族館広報担当の佐野さんは「当初は伊勢志摩にやってきたばかりで慣れない様子だったが、2日目あたりから仲良くなり今では『ダンゴ』になって泳いだりしている。このまま仲良く生活して、来年にはジュニア誕生に期待したい」と話す。

 営業時間は、3月21日~10月31日=9時~17時(7月20日~8月31日=8時30分~17時30分)、入館料は、大人=2,400円、小人=1,200円。

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