映画「半分の月がのぼる空」伊勢で先行上映、伊勢市長ツイッターでもPR

伊勢が舞台の映画「半分の月がのぼる空」全国に先駆け、伊勢で先行ロードショー。鈴木健一伊勢市長が「ツイッターで盛り上げよう」とあいさつ。

伊勢が舞台の映画「半分の月がのぼる空」全国に先駆け、伊勢で先行ロードショー。鈴木健一伊勢市長が「ツイッターで盛り上げよう」とあいさつ。

  • 0

  •  

 伊勢が舞台の映画「半分の月がのぼる空」(略して「半月」)が全国に先駆け3月27日、「伊勢 進富座(しんとみざ)」(伊勢市曽祢、TEL 0596-28-2875)で先行ロードショーが始まり、鈴木健一伊勢市長が上映前あいさつで「映画を見た感想をツイッターでつぶやいてほしい」と呼びかけた。

パジャマ姿の忽那汐里さん、池松壮亮さん、大泉洋さん。伊勢ロケの記者会見で、伊勢総合病院。

[広告]

 この日の朝、同映画館前には長い行列ができた。忽那さんが出演するCMスポンサーのグリコからも地元上映を盛り上げようとポッキー1,000箱が記念品として届き、地元有志らで組織する映画「半分の月がのぼる空」実行委員会(委員長=山本雅則さん)メンバーらが並んだ客に、ポッキーと同映画のプレミアムカードをプレゼントした。(ポッキーの配布は27日と28日の2日間限定)

 鈴木市長や伊勢志摩フィルムコミッション会長の中川正美さんらが急きょ駆けつけ、上映前のあいさつを行った。鈴木市長は「伊勢で撮った映画をみんなで盛り上げヒットさせよう。今朝からツイッターで映画のことをつぶやいたら、多くの反応を頂きその反響に驚いているところ。みんなもツイッターで映画を見た感想をつぶやきPRしよう」と訴えた。

 山本委員長は「是非ともこの映画をヒットさせたい。僕らは『半分の月がのぼる空』のことを略して『半月(はんつき)』と呼んでいるが、全国の人が『半月見た?』などと呼んでもらえるようになれば本望」と話す。「ツイッターは僕も始めたばかりだが、つぶやくときには、必ず映画のタイトル名とハッシュタグと呼ばれるキーワード(半角で)#hantsukiと打ち込んでいただければ。映画の感想は見た人の主観になるので、その感想がどうなるかがとても楽しみ」とも。

 同映画は、伊勢市出身の作家・橋本紡(つむぐ)さんの小説がもととなり昨年5月、山田赤十字病院(御薗町)の屋上や虎尾山(尾上町)、しんみち商店街(一之木)など伊勢とその周辺で約1カ月間かけて撮影され、地元住民もエキストラで多く出演する。「60歳のラブレター」を撮った深川栄洋(よしひろ)さんが監督を務め、池松壮亮(そうすけ)さん、忽那汐里(くつなしおり)さん、大泉洋さん、濱田マリさんらが出演する。全国ロードショーは4月3日から。

 進富座での「半月」の上映時間は、10時45分~毎日3~4回上映(4月24日~29日は2回)。金曜休館。当日券=1,700円。

伊勢志摩経済新聞VOTE

現在お住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース