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志摩の「サンクチュアリ」にフロリダ風カフェ-リタイアメントを楽しむオーナー

志摩の「サンクチュアリ」にフロリダ風カフェ-リタイアメントを楽しむオーナー

志摩の「サンクチュアリ」にフロリダ風カフェ-リタイアメントを楽しむオーナー

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 「水鳥たちの飛来を目の前で観察しながら、カフェでまったりと入れたてのコーヒーを飲み、ゆっくり流れる時間を過ごしていただければ」と話すのは、伊勢サンクチュアリRVリゾート(志摩市磯部町穴川)内に3月23日に完成したカフェ「Cafe Jack(カフェ ジャック)」オーナーのジャック・アマノさん。

大人の隠れ家「Cafe Jack」のオーナージャックさんと妻の綾子さん

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 大阪出身のジャックさんは1997年、50歳になったのを機にセミリタイアし妻の綾子さんと一緒に大阪から志摩へ移住。ペンションとコーヒーショップを営みながら悠々自適な生活を送っていた。愛車は、ハーレーダビッドソン・ソフテイルクロスボーン(1600cc)。その後、2011年にペンションを売却し、現在居住する伊勢サンクチュアリへ。伊勢サンクチュアリは、35歳以上の「大人」限定の「RVパーク」として2010年に誕生した施設で、ジャックさんもトレーラーホームを購入した。

 店舗面積は約50平方メートルで、席数は25席。フロリダ風の外観でまとめた同店は、玄関のドアからトイレまでジャックさんと友人らでコツコツと手作りしながら完成させた。高さ約3.3メートル、幅約8メートルのアコーディオンガラスを開けると、まさに自然豊かなサンクチュアリが目の前に広がる空間が特徴だ。デッキを下りると水鳥たちが羽を休める水面、太陽が登る東の方角には志摩スペイン村(坂崎)が見える。「志摩半島からパールロードへつながる山々の稜線(りょうせん)が美しく、山々のグリーン、海・空のブルー、そしてこの開放感。何もせずボーッとするためだけに来てほしい」とジャックさん。

 メニューは、コーヒー、紅茶、ミルク、カルピス、トマトジュース(以上400円)、カフェラテ、ココア、ミックスジュース、ビール、グラスワイン、ウイスキー(以上500円)、オムライス(700円)、ドライカレー(600円)、カレーライス、ピラフ(以上500円)など。

 ジャックさんは「われながら良くできた。このカウンターから見る景色は、実は客席からよりも素晴らしい」と自信を見せる。「このエリアはR35指定なので、大人たちが楽しめる空間を目指して、隠れ家のような店にしていきたい。貸し切り音楽ライブなどイベントなどでのスペース貸しもしていく予定。リタイア組なので、ほどほどのお客さまにお越しいただけるようになれば(笑)」とも。

 営業時間は10時~22時。火曜・水曜定休。

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