三重の地酒メーカー40蔵「日本酒の日」に、伊勢神宮に日本酒奉納

伊勢神宮に三重の酒を奉納する一行。飾り樽を担いで参道を歩く三重県酒造組合メンバーら。

伊勢神宮に三重の酒を奉納する一行。飾り樽を担いで参道を歩く三重県酒造組合メンバーら。

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 三重県内の清酒製造メーカー44社で構成する三重県酒造組合(津市大谷町)は10月1日、伊勢神宮に菰樽(こもだる)を奉納し、御酒殿祭(みさかどのさい)への参列を行った。

三重の地酒メーカーの菰樽が伊勢神宮に集合

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 伊勢神宮の最も重要な祭りで今月15日~17日に執り行われる神嘗祭(かんなめさい)附属の祭典にあたる御酒殿祭は、内宮神楽殿東側に鎮座する御酒殿において執り行われ、神嘗祭で供える白酒(しろき)、黒酒(くろき)などの御料酒がうるわしく醸造できるように、あわせて全国の酒造業の繁栄を祈願する。毎年6月と10月、12月の1日にあり、そのうちの10月1日が「日本酒の日」にあたることから今回初めて三重の酒造メーカー40蔵、92人が参加した。

 一行は各蔵の菰樽1丁に青竹を通し、行列を作り、10時から執り行われる御酒殿祭に参列し、その後全員で特別参拝を行った。

 関連事業として同組合は、三重の酒をPRするためこの日から「スマイル三重の酒フェア」を開催する。フェア参加の同組合員17蔵の日本酒を一口飲んで、手に持ち笑顔で撮った写真を投稿すると抽選で、豪華賞品が当選するという。12月31日まで。

 また、三重の地酒を専門に扱う「べんのや酒店」(志摩市志摩町和具、TEL 0599-85-0420)は、三重の地酒を一堂に飲むことができるイベント「志摩の酒宴2009」(会費=5,000円)を10月3日16時~18時、志摩セントラルホテルソシア(志摩市阿児町鵜方)で開催する。

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