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この夏、志摩スペイン村の夜が大人の光で包まれる
シベレス広場の誘い
シベレス広場

 2013年の夏、志摩スペイン村(志摩市磯部町、TEL 0599-57-3333)パルケエスパーニャの夜が、さらに大人たちにとって魅惑的になる。

 

 周囲が暗くなり始めると、約20万個のイルミネーションで彩られた建物が闇の中から浮かび上がる。シベレス広場は、レーザー光線による「スパニッシュイリュージョン」の演出で人々の心をワクワクと高揚させる。ワクワクの自分の存在に気が付くと突如、華やかな衣装を着たスペイン人ダンサーたちが現れ、一瞬にして辺りをカーニバルに変えていく。

 「エスパーニャカーニバル」のナイトバージョンは、参加することが最も楽しい。スペイン人ダンサーたちに見つめられたら恥ずかしがって目を背けないで、躊躇(ちゅうちょ)なく笑顔を返して参加しよう。新たな自分に出会うはずだ。

ムーンライトフィナーレ  パレードが終了し、ワクワクの気持ちを一度クールダウン。静かになったところにスパニッシュギターの音色が響き渡ると音楽と共に、色とりどりの花火がシベレス広場の夜空に打ち上げられる。再び心が高揚し、感動の時を紡いでいく。
コロンブス広場の光
サンタクルス通り  サンタクルス通りは大人のカップルにお勧め。オレンジのレンガに白壁の建物が両脇に並ぶ。石畳を下って行くと、これまで以上に光の演出にこだわったスポットが随所に。小さな教会では愛を誓って秘密の結婚式を。二人だけの時間に酔えるライトダウンしたスポットを見つけたら勇気を出していつもと違う自分を出そう。
サンタクルス通り  そのほか、「フィエスタトレイン」には光のトンネル、天の川のイルミネーションを装飾、真夏の夜の涼しげな風を感じてみよう。

 

 今年3月に完成したアトラクションの「フェリスクルーズ」の夜も魅力的になった。18メートル吹き上がる噴水をはじめ大小33基の噴水がライトアップされ幻想的な雰囲気に。二人だけのナイトクルーズに出かけてみよう。

イサベルの光  今夏、新しいアトラクションとして登場するのが、光と音のファンタジア「イサベルの光」。イサベルは初代スペインの女王(1451~1504年)。スペイン北東部アラゴンの王子フェルナンドと結婚し、スペイン統一の基礎をつくった。冒険家コロンブスの新大陸発見を支援した人としても知られる。

 

 そのイサベルの「誕生」「葛藤」「祈り」を光と音で表現したアトラクション。高さ数十メートルのポールの上に立つコロンブス広場のシンボル「コロンブスの像」を取り囲む光のゲートがイサベルの思いに連動するかのように光り輝き、魅惑的な空間、時間を演出する。

イサベルの光  志摩スペイン村の広報担当者は「この夏の志摩スペイン村は、光と空間演出にこだわった。恋人同士で、ご夫婦で、情熱的な恋に落ちていただきたい。ここは情熱の国スペインですから(笑)」と話す。

 

 「ムーンライトパスポート」は16時以降からの入園が可能で、料金は大人=2,800円、シニア=1,000円、中人(12~17歳)=1,800円、小人(4~11歳)=1,200円。

   

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