三重県立博物館移動展示に体長12メートルの首長竜

約1億5000万年前のエラスモサウルス(首長竜)、体長約12メートルの全身骨格標本

約1億5000万年前のエラスモサウルス(首長竜)、体長約12メートルの全身骨格標本

  • 0

  •  

 三重県立博物館(津市広明町147、059-228-2283)は8月11日から、志摩文化会館大ホール(志摩市志摩町和具0599-85-2222)で移動展示企画「海の生きもの/志摩の海・太古の海」を開催している。

[広告]

 会場の「太古の海の生きもの」ブースには約1億5000万年前のエラスモサウルス(首長竜)、体長約12メートルの全身骨格標本やアンモナイト、三葉虫などの化石を展示するほか、「志摩の海」ブースには体長約10メートルのミンククジラの全身骨格標本やサメ、クロカジキ、スナメリなどの標本も展示している。

 英虞湾に生息する生きもので絶滅危惧種にあたる貝類の標本や、環境省のレッドデータブックにも指定され、三重県に2体しかないというアカウミガメの全身骨格標本と剥製も展示。そのほか、自然環境の大切さも学べるブースもあり、子供たちだけでなく大人にも学んでもらえる展示内容となっている。

 同館館長の藤原寛さんは、「会場に来てくれた地域の子どもたちなどが展示に触れて何か感じ取ってほしい。子供連れの観光客にも『志摩に着てよかった』と思ってもらえれば」と話している。入場無料。8月20日まで。

三重県立博物館

  • はてなブックマークに追加

伊勢志摩経済新聞VOTE

現在お住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース