生花や冠婚葬祭用の飾り花の販売を手がける花屋敷（志摩市阿児町甲賀、TEL 0599-45-8787）は11月1日、同店をリニューアルした。

　開業して8年になる同店は、プライムリゾート賢島（志摩市阿児町神明）の花を専属で受託したり、伊勢志摩地方のホテルや結婚式場などのアレンジフラワーなどを主な事業としており、これまで店頭販売にはあまり積極的ではなかったという。今まで純和風だった同店の柱や梁などは残しながら店内は珪藻土の茶褐色の壁にしたほか、緑を基調とした外観に変身し「南仏の田舎風」（同店）にリニューアルした。近くの海岸で拾い続けてきた流木も店内の中心にディスプレーする。

フラワーコディネーターでもある同店オーナーのながた真帆さんは「南フランスの花に囲まれた小さな城をイメージした。来店した人に好印象を抱いてもらえることも重要だが、店で働くスタッフが、仕事に誇りを持って楽しんでもらえることが一番重要」と話している。