総入館者数日本一更新中の鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-2555)の人気者ラッコの牡「ロイズ」に2月11日、飼育員から「ハートのイカ」がプレゼントされた。
「ハートのイカ」は、毎日餌として与えているイカのヒレの部分(イカの耳)を飼育員が愛を込めてハート型に丁寧に切ったもの。水面から約1メートル以上の高さの水槽の正面ガラスに飼育員がハートのイカを貼り付けると、「ロイズ」が深く潜って一気にジャンプし、その愛をキャッチした。
ラッコの水槽には、「ロイズ」のほかに雌の「メイ」と「ポテト」が同居する。毎日3回食事タイムがあり、イカのほかに魚や貝など彼らの好物が与えられる。「ハートのイカ」のプレゼントは、14日バレンタインデーまでの毎日9時40分と16時ごろの2回実施する。
さらに、14日のバレンタインデー当日には、飼育員が直径約25センチのハートの枠にサケの切り身を敷き詰めて氷でサンドした特製の「ビッグハート」がプレゼントされる。広報担当の津々木匠さんは「ビッグハートを『ロイズ』が受け取ってくれるかどうか、製作している女性飼育員の心はドキドキ。初めての試みなので僕達も興味津々なんです」と打ち明ける。特製の「ビッグハート」のプレゼントは13時から。
開館時間は9時~16時30分(3月20日まで)。入館料は、大人=2,400円、小人=1,200円、幼児(3歳以上)=600円。