伊勢神宮外宮へ着物姿で参ろうと4月15日、「さくら種月(うづき) 外宮さん参り」「神恩感謝の百人御神楽(みかぐら)」が午前・午後の2回あり、92人が参加した。主催は、外宮参道沿いの商店などでつくる「外宮参道発展会」(伊勢市本町)。
同会は昨年11月、伊勢神宮外宮を着物を着て参拝しようと「神楽月 外宮さん参り」「神恩感謝の百人御神楽」を初めて開き、76人が参加した。催しは、着物を着て参拝することで日本の文化を見つめ直し、日本人らしさを意識し、日々の感謝を神様に伝えようとするもの。今回は、7日に開館したばかりの「せんぐう館」(豊川町)の奉祝も兼ねた。
一行は外宮前での記念撮影に始まり、「本町木やり連」の木やり唄を受け参道をゆっくり歩いた。参加者は神楽殿で大々神楽を奉納。同会の東友章さんは「4月の『さくら種月 外宮さん参り』 、11月の『神楽月 外宮さん参り 』を毎年開催できるよう定着させたい」と話す。