志摩市商工会などが7月21日に開催する「志摩の夏まつり」に、博多とんこつラーメンブームの火付け役ともいわれる人気ラーメン店「なんでんかんでん」(本社=東京都世田谷区)が1日限定出店する。ラーメンは、元「マネーの虎」としても知られる同店の川原浩史社長が自ら調理する。
同店出店の経緯を、同商工会会員の「スイッチ・オン」(阿児町立神)代表・山本軌勝さんは「東京出張の際に川原社長を訪ね、何気ないやりとりの中で話が盛り上がり実現に向かっていった(笑)。まさか来てくれるとは思わなかった」と打ち明ける。
メニューは、チャーシュー、キクラゲなどが載った看板メニューのとんこつラーメン1品のみ。価格は同店の提供価格700円よりも安く680円に抑えた。先着順で提供。山本さんは「三重初の『なんでんかんでん』。川原社長の手作りラーメンをお楽しみください」と話す。
同祭りは、2004年の志摩市合併後も各地で行われていた「夏祭り」を一つにしようと昨年始まった。当日は、飲食、くじ引き、金魚すくいなど計50店が出店するほか、同市文化協会による演芸発表や各町の踊り、岐阜県の郡上太鼓、志摩のご当地アイドル「JuRias(ジュリアス)」のステージなどがある。
開催時間は16時~21時30分(雨天の場合22日に順延)。