伊勢神宮の門前町として栄え江戸時代の街並みを再現した「おかげ横丁」(伊勢市宇治中之切町)内にある「味匠館(みしょうかん)」で7月14日、尾鷲の海洋深層水などを使用したアイスクリームを挟んだ「塩アイス最中(もなか)」の販売が始まった。
同商品は、尾鷲の三木崎沖水深415メートルから取水する海洋深層水と毎年伊勢神宮へ奉納する伊豆大島の天然塩「海の精」を入れたバニラアイスを最中で挟んだもの。客の注文を受けてから最中にアイスを挟み、同店のカフェコーナーで提供する。
同店は、全国・世界のおいしい食品を仕入れ提供するセレクトショップで三重県産、伊勢産の商品もあるが特に地元産にはこだわらない。同店の黒川博文店長は「とにかくおいしいアイスクリームを作りたかった。半年ほどかけ試行錯誤の末、完成させた自信作。塩味もまさに、いいあんばいになりおいしくできた」と説明する。
同店スタッフの村田佳奈美さんは「サクサクした食感を楽しんでいただくために作りたてを提供している。夏の塩分補給と冷たいアイスクリームで涼を取っていただければ」とアピールする。
価格は280円。営業時間は9時~18時。