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伊勢出身の小6上田選手と中2三宅選手、カートレース鈴鹿選手権で健闘

伊勢出身の小6上田選手と中2三宅選手、カートレース鈴鹿選手権で健闘(写真は18番三宅選手がトップを走る)

伊勢出身の小6上田選手と中2三宅選手、カートレース鈴鹿選手権で健闘(写真は18番三宅選手がトップを走る)

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 鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)国際南コース(1周1.264キロ)で開催されているカートレース「2012鈴鹿選手権シリーズ」に参戦中の伊勢出身・小学6年生の上田竜大(りゅうた)選手と中学2年生の三宅淳詞(あつし)選手が9月23日、第6戦の同レースを共に戦い、上位に食い込み健闘している。

雨の中カートレースで活躍する上田竜大選手

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 この日は朝から雨が降るバッドコンディション。大会事務局も天候不良によるレース進行の遅れを懸念し予選ヒートを10周から8周に、決勝ヒートを16周から12周に周回数を減らす措置を取った。それぞれのチームのマシン担当者は、朝からレインタイヤの準備とエンジン調整で追われたが、午後からは晴れて路面も乾き、スリックタイヤへの変更やエンジンの微調整などを余儀なくされていた。

 宮山小学校(伊勢市旭町)に通う12歳の上田選手は今年5月から「全イタリア選手権」にも参戦中。国内の同レースでは「YAHAMA SS」クラスに出場し、現在総合のポイントランキングでは1位につけている。北浜中学校(東大淀町)に通う13歳の三宅選手は2009年、SL全国大会Tiaジュニアクラスで全日本チャンピオンになる実績を残し、同レースでは「X30」クラスに出場。総合のポイントランキングでは5位につけている。

 この日上田選手は、予選タイムレースを6位、予選ヒートを1位で通過し、決勝ヒートをセカンドポジションからスタートした。決勝ヒート前半は上田選手のペースで展開しトップを走っていたが、最終ラップでほかの選手と接触し6位に後退しフィニッシュ。三宅選手は予選タイムレースを11位、予選ヒートを4位で決勝ヒートに臨んだ。決勝ヒートでは上田選手同様に三宅選手が前半をトップで走行、後続車の追従を抑えながら、このまま優勝かと思われたが、マシントラブルにより減速。9周目からライバルらに抜かれ5位でゴールした。

 両選手はそれぞれポイントを獲得。総合ポイント順位は、上田選手が暫定1位、三宅選手が暫定4位と健闘、残す12月2日の最終戦に臨む。三宅選手は「逆転優勝目指して頑張りたい」と闘士を燃やす。

 三宅選手は、10月13日・14日に開催される「全日本ジュニアカート選手権」のFP-Jrクラスにも出場する。

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