昭和の雰囲気漂う河崎商店街の一角に5月1日、石窯のあるイタリアンバール「石窯&炭火 呑み屋 Nousagiya(のうさぎや)」(伊勢市河崎、TEL 0596-20-6225)がオープンした。
自作の石窯で焼いた「nousagiya」オリジナルのマルゲリータピッツア
外装に青と白のキューブタイルを施し、溶岩石や耐火レンガなどで作った石窯はオーナー、高橋直希さん自作のオリジナル。店内のカウンター左に堂々と設置され、休日や空いた時間を利用して割った三重県産のまきが店内の空きスペースに積み上げられている。「朝、店に入ると、まきの中に産み付けられていたカミキリムシの卵がかえって成虫になり、うごめいていることがよくある(笑)」と高橋さん。
メニューは、ピザ、ソーセージなど石窯料理10種類以上。「有頭エビの炙(あぶ)り焼きタプナード」(1,000円)は有頭のエビを炭と石窯の熱で焼き上げ、オリジナルのタプナードソースを添えたもの。「マルゲリータ」(同)などのピザ生地は高橋さんがあらかじめビール酵母で発酵させ仕込んだものを延ばして焼き上げる。ドリンクは、ビール、バーボン、スコッチ、ブランデーなど(1杯600円~)。ワインはワインセラーに50種類以上を用意する。テーブルチャージは400円。
開店の2時間前から石窯に火を入れ温度を調整する高橋さんは「地元の人が何度も通ってくれるような店にしたい。気軽に立ち寄っていただければ」と話す。「23時までに電話で注文を頂ければ、ピザのテークアウトにも応じる」とも。
営業時間は18時~25時。木曜・第3水曜定休。