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安全認証機関のUL、伊勢志摩の学生対象に英語スピーチコンテスト

安全認証機関のUL、伊勢志摩の学生対象に英語スピーチコンテスト

安全認証機関のUL、伊勢志摩の学生対象に英語スピーチコンテスト

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 伊勢市に本社がある安全認証機関「UL Japan」(伊勢市朝熊町)が8月9日、広域伊勢志摩圏内15の高校と伊勢市内13の中学校の生徒を対象にした英語によるスピーチコンテストを三重県営サンアリーナ(同)で行った。

UL JAPAN主催の第8回スピーチコンテスト

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 同社は、アメリカの認証機関「Underwriters Laboratories Inc.(UL)」の日本法人。グループ全体の従業員数は1万人以上、全世界で同社が認証した安全認証マーク「ULマーク」の発行数(2013年度)は約220億に及ぶ。

 今回で8回目になる同コンテストは、英語コミュニケーション能力や自己表現能力の向上、世の中の「安心・安全」について考える機会の提供を目的に毎年行われている。発表者は約3~5分間で「安心・安全な社会」について考えをまとめ発表する。今回は中学生11人、高校生4人が参加した。

 中学生の部最優秀賞に輝いた澤村真衣子さん(豊浜中3年)は「Drug Abuse Won't Solve Your Blues(薬物乱用はあなたのゆううつを解消してくれない)」をテーマに、社会問題となっている薬物乱用についてスピーチ。薬物乱用はオンラインショッピングで簡単に購入できること以外に、自分たちの心の弱さに問題があると指摘した。

 高校生の部最優秀賞の工藤美雪さん(宇治山田商業高3年)は「Nomophobia(携帯電話依存症)」についてスピーチ。目が覚めて寝る時までスマートフォンを手にしている今、イギリスの研究結果を例に挙げ、依存するのではなく自分たちでコントロールすることが大切と訴えた。

 そのほかの受賞者は以下の通り。中学生の部優秀賞=安藤秋穂さん(城田中2年)、同敢闘賞=渡邉夕菜さん(宮川中3年)、同審査員特別賞=中森梨沙さん(倉田山中1年)、高校生の部優秀賞=西村良佑さん(伊勢高1年)。

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