サーフィン関連商品などを販売する「リップカールジャパン」（大阪市）が5月16日・17日、同社が販売するウエアラブルウオッチ「SEARCHGPS（サーチGPS）」を使ったサーフィンイベント「SEARCHGPS CHALLENGE（サーチGPS チャレンジ）」を志摩市のサーフィンスポット国府（こう）の浜で開催する。

【その他の画像】リップカールのウエラブルウオッチ「SEARCHGPS」

　同社は、1969年にオーストラリアで創立され、世界ブランドとなった老舗サーフィンブランド「リップカール」の日本法人。オーストラリア本社100％の出資で、昨年9月に設立された。

　昨年10月、世界同時発売された「SEARCHGPS」はサーファーのために開発されたウエアラブルウオッチで、GPS（全地球測位システム）、加速度センサー、ログ機能などを内蔵。iPhoneなどのスマホアプリ「SEARCH APP」を連動させると、ライディング中のトップスピードやロングライディングの最長距離、ロケーションログ、コンディション、乗った波数、乗った距離、パドル距離、サーフィンした時間などを記録しビジュアル化する。さらに、同じSEARCHGPSを使う世界中のサーファーと情報共有が可能なソーシャル機能も搭載。

　同イベントは、今年4月～7 月の期間に全国7地区（14日間）で開催。参加者にSEARCHGPSを無償で貸し出している。記録したデータに基づき1時間に乗った波のトップスピード、ライディング距離を競うコンテストも同時に行う。4月18日・19日には生見ビーチスポット（高知県安芸郡）で、5月9日には伊良湖成和スポット（愛知県田原市）、同10日には伊良湖ロングビーチスポットで、それぞれ行われ、現在までで、トップスピード部門で25.2キロ、ロングライド部門で131.5メートルが記録されている。

　同社の紙岡勇至さんは「第1回の『SEARCHGPS CHALLENGE』では多くの人に商品を使っていただき、その画期的な機能を体験していただこうと思い、各地で開催している。より楽しくさらに仲間同士みんなでサーフィンを楽しんでいただくためのツールとして活用いただければ」と話す。

　そのほかの日程とスポットは以下の通り。5月30日・31日＝鵠沼銅像前（神奈川県藤沢市）、6月13日＝中田島海岸（静岡県浜松市）、同14日＝静波（静岡県牧之原市）、同27日＝太東（千葉県いすみ市）、同28日＝一宮（千葉県長生郡一宮町）、7月11日・12日＝小倉ヶ浜（宮崎県日向市）。