時代劇テーマパーク「伊勢・安土桃山文化村」(伊勢市二見町、TEL 0596-43-2300)に12月15日、三重のローカルヒーロー「観光戦隊イセシマン」「津に来て戦隊ツヨインジャー」「新風戦隊マワルンジャー」が集結した。
1993年開業の同村は、安土桃山時代の歴史・文化をテーマに当時の町並みを再現、本能寺の変で焼失した「安土城」を時代考証に基づき忠実に再現する。キャストは全員「ちょんまげ」「かつら」で侍や忍者、芸者の姿に扮し演出、「忍者劇場」「日本伝統文化劇場」「山田奉行所」などでは専属の役者による生の芝居が人気を集めている。
同イベントは、三重県民への謝恩を込め12月を「三重県民特別優待月間」として、大人=4,900円(小人=2,500円)の入場料を2,300円(小人=1,300円)に安く設定し、多くの三重県民の来場を促進するためにステージショーを特別に変更したもの。「優待月間」は今年で3回目。昨年は期間中約2,000人の三重県民が来場した。22日~24日には「ニャンまげクリスマス」、29日・30日には人気アニメキャラクター「NARUTOショー」の開催も予定している。
野外ステージのある「演劇広場」では、津市の「ツヨインジャー」「マワルンジャー」、地元「イセシマン」の白熱したショーが披露され、来場した子どもたちはヒーローの出現に大声を上げて声援していた。「イセシマン」のショーでは、今回が初めてだという「強力な仲間」が登場し、会場は大いに盛り上がった。
(ちょんまげ姿の)同村営業部の真栄田光広部長は「2003年に組織変更があり、経営の自由度が広がり、独自のさまざまな企画、イベントができるようになった。バブル崩壊後、来場者も減少していたが、組織変更してからは増加している。この機会に来場いただければ」と呼びかける。
営業時間は9時30分~16時(12月1日~3月16日)で、入村は閉村の1時間前まで。
「イセシマン」能登半島から帰還(伊勢志摩経済新聞)伊勢・安土桃山文化村観光戦隊イセシマン津に来て戦隊ツヨインジャー新風戦隊マワルンジャー