「サイクルマラソン鳥羽志摩線(とばしません)」(事務局=志摩市阿児町鵜方、TEL 0599-43-8302)の開催が近づいてきた。開催は9月10日で、今年で8回目。年々ファンを増やしている。
同大会の距離は120キロ、93キロ、69キロの3コースがあり、タイムレースではなく伊勢志摩の自然を満喫しながら自転車で走行するのが狙いで、イベントタイトルも「(自転車を)飛ばしません。」にかけている。前夜祭には60~70人が参加し、地域の宿泊需要も高め、経済効果にも貢献している。
過去の大会では北は青森から南は福岡までの参加があり約3割がリピーターだという。うち三重県内の参加者は約2割。今大会の参加予定人数300人はすでに定員となり、募集は締め切っている。
同大会実行委員長の山下弘さんは、「伊勢志摩の魅力はまだまだいっぱい残っている。ほかの新たな地域からの参加者を通じて、そうした点を再認識してほしい。少数精鋭で運営しているのでまだまだPR不足は否めない。もっと多くの人に同大会を通じて伊勢志摩を知ってもらえれば」と話している。
参加費は8,000円。昼食、記念Tシャツが付く。