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伊勢・おかげ横丁「みそか寄席」400回達成 志摩出身・露の眞さん活躍

伊勢・おかげ横丁「みそか寄席」400回達成 志摩出身・露の眞さん400分の14の貢献

伊勢・おかげ横丁「みそか寄席」400回達成 志摩出身・露の眞さん400分の14の貢献

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 おかげ横丁「すし久」(伊勢市宇治中之切町)で1991(平成3)年6月に始まった落語会「みそか寄席」が7月31日で通算400回を達成した。志摩市出身の女性落語家・露の眞(つゆのまこと)さんがその内の14回に出演し貢献してきた。

安来節全国優勝大会で優勝したどじょうすくいも披露する露の眞さん

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 おかげ横丁を運営する伊勢福(同)が主催し、松阪市出身の落語家・桂文我さんが中心となって、毎月末の「みそか」の日に1日2回の公演を開いてきた「みそか寄席」。露の眞さんは2012(平成24)年4月の第251回に初公演。これまで14回出演。2016(平成28)年5月の第300回公演にも出演した。8月31日の第401回「みそか寄席」にも15回目の出演を予定する。

 8月17日には、桂文我さんのほか、桂文治さん、桂米平さん、露の眞さん、金原亭杏寿(きんげんていあんじゅ)さんが出演し「みそか寄席400回記念公演」が神宮会館(同)で開かれ、落語ファン約300人が参加。露の眞さんは前座(まえざ)で喜六と清八による伊勢参りの道中を落語にした「伊勢参宮神乃賑(かみのにぎわい)」の「東の旅発端」を披露、その後も寄席ばやしについて紹介したり、どじょうすくいを披露したりして会場を盛り上げた。

 志摩市浜島町出身の露の眞さんは1986(昭和61)年生まれ。浜島小学校、浜島中学校、皇学館高校(伊勢市楠部町)、京都産業大学(京都市北区)を卒業。「大学2年生20歳の時に桂文我さんの京都の会で初めて落語を見て『落語は面白い』と衝撃を受けたのをきっかけに、その後すぐ、地元・志摩市で今の師匠の露の都さんの落語会があり、聴きに行った時に一目ぼれ。これも何かの縁だと弟子になりたいと思い、母に相談すると、大学だけは卒業してほしいと言われ、3年生の時に卒業できる単位を全て取り、2008(平成20)年4月23日、4年生の時に露の都師匠に弟子入りした」と打ち明ける。入門後、2011(平成23)年、安来節全国優勝大会・第1級踊りの部で優勝、2017(平成29)年に安来節どじょうすくい踊り師範免許取得。

 皇学館大学名誉教授の白山芳太郎さんは落語ファンで年に数回、「みそか寄席」に足を運ぶという。白山さんは「露の眞さんのほかにも皇学館高校同窓会には昨年のM1グランプリ2位になったバッテリィズのツッコミ担当、寺家剛さんがいる。皇學館大学卒には三遊亭栄楽さん、三遊亭栄都満さんがおり、それぞれお笑い界で活躍している。露の眞さんには、お話も上手いのでどんどん活躍していってほしい」とエールを送る。

 露の眞さんは「文我師匠に気にかけてもらい、何度も声がけいただき、みそか寄席に出演させてもらい、とても感謝している。地元志摩市でももっと落語を披露したい。いつかは志摩市にある一番大きなホール『阿児アリーナ』で自主開催の独演会を開きたい」と意欲を見せる。

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