伊勢志摩で活動しているダンスチーム「A・U・Z(アウザー)」は10月21日、志摩市浜島町の合歓の郷、ミュージックキャンプ屋内ホールでダンスイベント「A・U・Z SPRIT」を開催した。
ジャンルにこだわらないダンスをはじめ、パントマイムやコントなど、多彩なパフォーマンスを1時間半のショー形式に構成。会場はメンバーの生き生きした表情やダンス、音楽とともに、観衆からの声援や拍手などで熱気に包まれた。また、エンディング後もアンコールの手拍子が鳴り止まず、「機会があれば自分も踊ってみたい」との声も。この日、2回のステージ公演で約1,000人が見守った。
「A・U・Z」は、9月にチーム名を「F・D・F」から変更。AからZまでの、すべてのアルファベットを含むように、多彩なジャンルを網羅できるようなチームに、との願いを込めての命名だという。現在、メンバーは小学1年生から40歳代までの約100人で、6人のメンバー兼インストラクターがクラスに応じて週1回のレッスンを行っている。
代表者の坂本さんは、「地元の若い人たちの活躍の場を確保することで、社会的立場を確立し、個人の自信と自覚を持つことにつなげていければ。伊勢志摩からダンスを通してカルチャーを発信していきたい」と話している。