陸上自衛隊明野駐屯地で成人式-ヘリコプターのパイロット目指す新成人

陸上自衛隊明野駐屯地で成人式-ヘリコプターのパイロット目指す新成人

陸上自衛隊明野駐屯地で成人式-ヘリコプターのパイロット目指す新成人

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 陸上自衛隊のほとんどのヘリコプターを装備する明野駐屯地・航空学校(伊勢市小俣町)で1月13日、隊員4人の成人式と弁論大会が行われた。

弁論大会で自身の思いを訴える陸上自衛隊明野駐屯地の新成人

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 ヘリコプターが好きでヘリコプターのパイロットなど目指す4人は、航空学校整備部所属で観測ヘリコプターOH-1(ニンジャ)の整備を担当する村田早矢香さん(三重県出身)と戦闘ヘリコプターAH-64D(アパッチ)の整備を担当する佐伯高史さん(高知県出身)、同教育支援飛行隊所属で輸送ヘリコプターCH-47JA(チヌーク)の整備を担当する八巻慧(やまきけい)さん(千葉県出身)、同駐屯地第10飛行隊所属で通信業務を担当する新田雅人さん(石川県出身)。

 航空学校長兼明野駐屯地司令の金丸章彦さんは「しっかりと目標を持ち、目の前にあることに全力を尽くすこと」と祝辞を述べ記念品を贈った。その後4人は、弁論大会で自身の思いを先輩隊員ら約150人が見守る目の前で発表した。

 東日本大震災の災害派遣活動に参加した新田さんは「責任感」について、被災地での活動を通して学んだことを、佐伯さんは「新成人としてこれから大事にしたいこと」として前向きな後悔の繰り返しで成長していくことを、自衛官の父の背中を見て育ったという村田さんは恩師から受けた「一日一生涯」という言葉について後悔のないように精いっぱい努力し、感謝し、今日一日を大切にすることを、親元を離れ15歳で入隊した八巻さんは「胸を張れる大人に」と題して父親のような胸を張れる大人になりたい――と、それぞれ訴えた。

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