海鮮中華料理店「海老寿家evisya」が昨年10月、昔懐かしのジャズ喫茶として店舗名を「A-bs(エービス)」(志摩市大王町波切、TEL 080-1612-0001)に変更しリニューアルオープンした。
ディナー1日1組限定の「隠れ家レストラン」として話題を集めた同店だが、オーナー羽山伸さんが還暦を迎えたのを機に念願のジャズ喫茶に業態変更。手作りの真空管アンプとJBLのスピーカー、壁を黒いカーテンで覆い、天井にはびん玉の照明を施した。ジャズのレコード枚数は500枚以上で、「60年代のジャズや女性ボーカルを中心としたゆったりとしたジャズが流れる店を開きたかった」と羽山さん。
「12日には、戦後流行した『歌声喫茶』をイメージして『月の砂漠』や『あざみの歌』『丘を越えて』『カチューシャ』など昭和の流行歌をみんなで歌って盛り上がった。時にはライブハウスに、時には歌声喫茶に、自由なサロンのような空間にできれば」とも。
ドリンクメニューは、コーヒー、紅茶、ウーロン茶などソフトドリンク類、ビール、ノンアルコールビールなど(500円~)。フードメニューには、中華弁当(1,000円~)、ギョーザやシューマイなどの中華料理もメニューに並べる。中華料理のコースも予約があれば3,000円から応じるという。「ジャズ好きの人にお越しいただければ」
3月22日には「スプリングライブ」として3人のプロミュージシャン(納谷嘉彦さん=ピアノ、伊勢出身の板谷薫さん=ボーカル、出宮寛之さん=ベース)によるライブを開催する。ワンドリンク付き3,000円。
営業時間は12時~21時(ランチメニューは事前予約が必要)。火曜・金曜定休。