今年で8回を数える公道を走る自動車レース「ヒストリックカーミーティング イン 伊勢志摩」が12月7日・8日、伊勢志摩で開催された。
「ヒストリックカーミーティング イン 伊勢志摩」快晴の伊勢志摩を走る
同イベントは、1980 年までに製造されたクラシックスポーツカーでラリー用に作成されたルートブックに従い、指定されたルートと決められた時間を守りながら走行し、ゴールを目指す自動車レース。参加台数は、1952年製ジャガーXK120 OTSや1971年製日産ダットサンフェアレディーSR-311など55台。
一行は7日の朝、メッセウィング・みえ(津市)をスタートし、伊勢自動車道を南下、道の駅紀伊長島マンボウ(北牟婁郡紀北町)からリアス海岸に沿った国道260号線、県道169号線サニーロードを経由し、伊勢神宮内宮(ないくう)へ。紅葉したもみじが道路沿いに美しい県道32号線伊勢道路を走り、日没時間に間に合うように英虞湾に落ちる夕日がきれいなともやま公園(志摩市大王町)を目指した。
ホテル近鉄アクアヴィラ(同)で宿泊し、翌8日は御座白浜海岸(志摩市志摩町)、大王崎(志摩市大王町)などを経由、伊勢志摩二大観光道路・太平洋と英虞湾が見渡せる「パールロード」と伊勢志摩で最も高い朝熊山(あさまやま)を登る「伊勢志摩スカイライン」を走り、津カントリー倶楽部(津市片田長谷町)でフィニッシュした。
夏場海水浴場として賑わう御座白浜海岸では、伊勢エビや干物などが当たるアワビの殻を利用したくじ引きに参加者は一喜一憂して楽しんだ。