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伊勢で草場一壽さん初監督作品「いのちのまつり~地球が教室~」上映会

伊勢で草場一壽さん初監督作品「いのちのまつり~地球が教室~」上映会

伊勢で草場一壽さん初監督作品「いのちのまつり~地球が教室~」上映会

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 陶彩画家で絵本作家でもある草場一壽(かずひさ)さんが監督を手掛けたドキュメンタリー映画「いのちのまつり~地球が教室~」の上映会が4月29日、伊勢市生涯学習センターいせトピア(伊勢市黒瀬町)で開催された。主催は伊勢食育の会。

草場一壽さんの映画「いのちのまつり~地球が教室~」の上映会とトークライブ

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 佐賀県生まれの草場さんは、有田焼の技法を取り入れ20年以上にわたる研究の末、絵付けと焼成を10回以上繰り返しながら色彩を付けていくオリジナルの「陶彩画」の技法を確立。陶彩画家として活躍する一方、保育園の園児に絵を教えることを通して「いのち」を伝える活動を続ける。2004年に完成した絵本「いのちのまつり」シリーズが30万部以上のベストセラーとなり小学3年生向けの道徳の副読本となる。2008年全国の子どもや親に「いのち」の大切さを伝えたいと「いのちのまつり講演隊」を結成し、全国各地で講演活動を行う。2013年制作草場さんが初監督を務めた映画は、その活動の一環。

 映画は、ライヤー奏者の池末みゆきさん、九州大学名誉教授の井口潔さん、文学博士の鈴木秀子さん、由布川小学校教諭の首藤政秀さん、福岡市小学校教諭の香葉村真由美さん、ドリームアーティストの大志さんへのインタビューなどを交えながら「いのち」の大切さを訴える作品。

 上映会の後に開かれた草場さんのトークショーでは、放浪の合唱作曲の弓削田(ゆげた)健介さんによるミニコンサートも行われた。トークショーで草場さんは「見えない命をどう捉えるか?」「命は1人のものではない。数多くの父・母がいたからこそ。ご先祖様の誰か1人が欠けると今の自分はいない」などとわかりやすく説明。スペシャルゲストにドリームアーティストの大志さんも登場した。

 同会代表の豊田育子さんは私たちの団体は食育について考え活動している。『いのち』について考える草場さんの話を通して、食の大切さや生活習慣について考えるきっかけにもなったと思う」と話す。

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