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伊勢神宮前の飲食店「ゑびや」、正月限定「松阪牛のすき焼き」オンリーに

伊勢神宮前の飲食店「ゑびや」、正月限定「松阪牛のすき焼き」オンリーに

伊勢神宮前の飲食店「ゑびや」、正月限定「松阪牛のすき焼き」オンリーに

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 伊勢神宮内宮(ないくう)の門前町として栄え今に至るおはらい町に店舗を構える老舗飲食店「ゑびや」(伊勢市宇治今在家町、TEL 0596-24-3494)が12月29日~1月4日の7日間限定で、メニューを「松阪牛のすき焼き」オンリーにする。

伊勢神宮内宮おはらい町の老舗飲食店「ゑびや」の「松阪牛のすき焼き」

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 大正元年・1912年創業で100年以上営業を続ける同店。伊勢神宮からおはらい町通りを歩いてすぐ右側3軒目の場所に立ち、好立地を生かし長年にわたって参拝客に食事を提供してきた。前回の遷宮(61回)があった1993年から全ての経営権を握る同店オーナーの出口金男さんは4代目。「先代から代わってすぐに遷宮という大きな節目を迎え、お客様の接客だけで無我夢中だった」と当時を振り返る。

 「オーナーとなって遷宮から遷宮までの20年間に3回の大きな店舗改装を行い、メニューも一新した」という出口さん。今年12月には新メニューに、「伊勢真鯛」や「熊野地鶏」、三重県産天然のウナギや黒アワビなど地元食材を使った(最初は丼、後でお茶漬けで食べる)オリジナル丼「お伊勢どん」全8種類をリリースするなど、積極的な営業を続けている。

 出口さんは「『手こねずし』や『伊勢うどん』も人気だが、当店一番の人気メニューは、A4・A5クラスの松阪牛を使った『すき焼き』。今年は暮れから新年までの7日間限定でその『松阪牛のすき焼き』オンリーで勝負する。初めての試みなのでどのような(客の)反応になるかわからないが、やってみようと思う。今後も試行錯誤しながらも(守りに入らず)チャレンジしていきたい」と話す。

 「松阪牛のすき焼き膳」は、肉質に合わせた「松」(8,294円)、「竹」(5,054円)、「梅」(3,542円)の3種類を用意。それぞれに豆腐やネギ、シイタケ、生の伊勢うどんなどが付く。「特製のすき焼きタレで食べていただき、最後にそのタレに伊勢うどんを入れて煮込んで食べるのが最高においしい」と出口さん。「初詣での後は当店でゆっくりと松阪牛のすき焼きを召し上がっていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~16時。

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