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三重のローカル誌「NAGI」秋号 県内のこだわり「手打ち」そば・うどん紹介

三重のローカル誌「NAGI」秋号 県内のこだわり「手打ち」そば・うどん紹介

三重のローカル誌「NAGI」秋号 県内のこだわり「手打ち」そば・うどん紹介

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 三重のローカル季刊誌「NAGI(凪)」62(秋)号が9月1日、三重県内の書店などに並んだ。今号の特集は「手打ちを食す」。発行は今年15周年を迎えた「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)。

【その他の画像】NAGI62(秋)号は「手打ち」特集

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 「手軽に食べられ、老若男女を問わない麺類は、日本人が好きな日常食の一つ。日本の麺文化は、鎌倉時代に中国から伝えられたといわれ、のちに東日本では冷たいそばが、西日本では温かいうどんが好まれるようになった。西に位置する三重県はもともとは『うどん圏』。北勢ではみそ煮込みやカレーうどんが、伊勢では極太麺と黒いつゆの伊勢うどんが支持されるなど、独特の地域色が健在する」と編集人の坂美幸さん。

 今号では県内のこだわりの「手打ち」のそば・うどんを特集。同舎が独自の視点で選んだのどごしのあるそばを打つ7店とコシのあるうどんを打つ6店を紹介。広域伊勢志摩圏内では柿右衛門(伊勢市旭町、TEL 0596-22-5050)の「もえぎそば」、かめ吉(志摩市阿児町、TEL 0599-43-5560)の「カレーうどん」、うどんやちゃん(伊勢市岩渕、TEL 090-9943-7868)の「伊勢えびうどん」などをピックアップする。

 伊勢のソウルフード「伊勢うどん」の手打ち事情については「伊勢うどん大使」でコラムニスト、皇学館大学で講師も務める石原壮一郎さんが解説する。

 坂さんは「近年は県内でも小麦やソバが栽培されるようになり地粉を使った麺どころも増えている。秋は新そばの季節。同時に小麦は種まきシーズン。全国チェーン店とは一線を画す、麺職人満身の手打ちそば・うどんとの出会いを通じて、三重の麺文化に思いをはせていただければ」とも。

 価格は700円。

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