伊勢で少年サッカー選手の育成に関わる坂口賢二さん夫婦が5月3日、フットサルコート「カトルマッチ」（伊勢市楠部町、TEL 090-8678-9816）をオープンさせた。

　フットサルは9月23日に日本フットサルリーグ（Fリーグ）が開幕したばかりで全国的にも注目されており、三重県でも「三重県女子フットサルリーグ」や「Futsal Festival Mie 2007 in フットサルスタジアム『アミーゴ』」などが開催されている。

　坂口さんは三重県サッカー協会技術委員会にも所属し、サッカー指導者の育成や少年サッカーの技術指導、監督などを約20年間続けている。

　フットサルコートは子どもたちが雨天や夜間でも練習ができるようにと自費で建設、人工芝を敷き、ナイター設備も充実させた。そのほか坂口さん考案の練習用のドリブル板やサッカーのシュート練習用に壁に書いたゴールも設置されている。コート名の「カトルマッチ」はスペイン語で、4対4で対戦するサッカーを意味し、「カトルマッチ」が実践に適したサッカーの練習ができることから命名したという。

　9月22日・23日には「第3回JFA三重ガールズサッカーフェスティバルIN伊勢志摩」が開催されていたこともあり、大会に出場した名古屋・旭丘高校の女子サッカー部が練習で使った。県外の選手が利用するのは初めて。

　坂口さんは「地元の子どもたちにサッカーのできる好環境を―と思い作った。最低限のルールを守ってもらえれば自由に使ってほしい。気軽に連絡してもらえれば」と話している。

　料金は1時間当たり、平日10時～18時＝3,500円、18時～21時＝4,500円、土曜・日曜・祝日9時～18時＝5,000円、18時～22時＝5,500円。平日10時～18時の時間帯でコートが空いている場合1人当たり中学生以下＝300円、高校生以上＝500円で利用も可能。

Fリーグ