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賢島駅舎に「伊勢志摩サミット記念館」 報道陣に改装工事公開

賢島駅舎に「伊勢志摩サミット記念館」 報道陣に改装工事公開

賢島駅舎に「伊勢志摩サミット記念館」 報道陣に改装工事公開

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 「伊勢志摩サミット三重県民会議」(津市)が近鉄賢島駅舎内に開設を進めている「伊勢志摩サミット記念館」(志摩市阿児町)の改装工事の様子が3月23日、報道陣に初公開された。

【その他の画像】近鉄賢島駅に「伊勢志摩サミット記念館」

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 コンクリートの柱に赤レンガを施した同駅舎は1970(昭和45)年、建築家・村野藤吾さんによって設計された。その2階の1フロア約295.7平方メートルに記念館を作る計画となっている。

 この日は天井部分の塗装を行っていた。計画では伊勢志摩サミットの概要を写真、映像などを使って紹介するスペースと、賢島を起点とした周遊観光のための情報発信機能、子どもたちのための学習の場となるように展示をするという。

 記念館と一帯となったカフェも併設する。運営は、オリジナルブランドのカフェ「CAFFÉ CIAO PRESSO(カフェチャオプレッソ)」や駅ナカや駅前のファミリーマート、モスバーガーやドトールコーヒーなどのフランチャイズ運営などを展開する近鉄リテーリング(大阪市)が行う。

 県民会議事務局担当で、三重県雇用経済部伊勢志摩サミット推進局総務課企画班の関美幸班長は「サミットで実際に使用したヒノキの円卓や椅子、贈答品などを展示し、国際メディアセンターアネックスで使用した部材を再利用して完成させる」と話す。

 「記念館が子どもたちの学習の場となるようにサミットの雰囲気を体感できるような体験型要素を取り入れた展示にしていきたい。リピーターの確保を図るために企画展示も行っていく」と説明を加える。

 3月中に改修工事、4月~5月に内装工事、展示設営を行い、5月下旬のオープンを目指す。設置は次期サミット開催年まで。開館時間は9時~17時。入館無料。

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