志摩自然学校(志摩市大王町波切、TEL 0599-72-1733)は11月3日、「英虞湾シーカヤックエコツアー・キノコランチツーリング」を開催した。
内容は、2人乗りのシーカヤックに乗り海辺からマツタケ山に上陸し、ミニハイキングとキノコ狩り、志摩の海の幸、山の幸のバーベキューランチで楽しむともの。参加料金は10,000円で、シーカヤックレンタル料、マツタケ山入山料、ランチ料金などが含まれる。
松阪市や四日市市など県内、県外からは名古屋市からの20人が参加し、次郎六郎海岸からシーカヤックでマツタケ山を目指した。上陸し山を散策後、マツタケ狩りガイドの説明を受けながらマツタケを探し始めた。
この日の収穫はマツタケ46本で参加者全員が見つけることができ、同校スタッフは大量の収穫に胸をなでおろした。
昼食は、採りたてのマツタケの網焼きと吸い物、マツタケごはんのおにぎりに、志摩の海の幸であるサザエ、ヒオウギガイのバーベキュー、赤カマスのホイル焼きが加わった豪華版。さらに土産に大きなマツタケ1本(小さめは2本)を持ち帰った。
同校の生賀照央さんは「初めての企画だったのでマツタケが見つかるかどうか不安だったが、1人1本は最低見つけてもらえたのでホッとした。参加者の中には食用になるほかのキノコを見つけて興奮していた人にその友人が、『マツタケを探しに来たんだから』と突っ込みを入れるなど微笑ましい1コマもあった。みんな満足して帰っていただき大成功だった」と話した。
来年の始めには「カキツアー」も企画中だという。