上田桃子選手がアルバトロスも出し優勝を収めた「ミズノクラシック伊勢志摩」(11月2日~4日)の期間中に行った「チャリティーフォトイベント」の収益金が11月21日、大会主催者から志摩市に手渡された。
同大会は日米両ツアーを兼ねた女子ゴルフトーナメントで昨年に引き続き、近鉄カンツリークラブ(志摩市阿児町鵜方)で開催され、上田選手が通算13アンダーで、米ツアー公式戦では1998年の小林浩美選手以来の日本人優勝を成し遂げ、同時に来季終了までの米ツアー参加のシード権も獲得し話題を集めた。3日間のギャラリー人数は、初日=3,292人、2日目=6,456人、最終日=7,356人。テレビ中継の視聴率も2日目=東日本5.8%・西日本4.4%、最終日=東日本8.0%・西日本7.3%で、「ゴルフ中継番組ではまずまずの高視聴率を得られた」(毎日放送)という。
「チャリティーフォトイベント」は11月2日・3日に実施され、一般参加者約200人が上田選手、宮里藍選手、諸見里しのぶ選手、横峯さくら選手ら出場選手20人と一緒に写真を撮り、参加者からの寄付金を受け付けたもの。
21日、大会主催者である毎日放送事業局事業部の谷伸一郎副部長と浜田育亮プロデューサーが志摩市を訪れ、同イベントの収益金194,500円を竹内千尋志摩市長に直接手渡した。
竹内市長は「上田選手の優勝。さらにアルバトロスのオマケも付き、志摩市のPRにも大いにつながり本当に感謝する限り。その上チャリティーの寄付までして頂くとはありがたい。真珠業界も、上田選手が真珠のピアスを着けて優勝したことでとても喜んでいる」と話した。
収益金は志摩市青少年のスポーツ育成事業に活用する予定。
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