志摩市在住のカメラマン・山本幸平さんと出口芳男さんの2人が写した「伊勢志摩の海女」の写真展が5月1日から、飲食店や土産物販売店などが入る鳥羽駅前のショッピングモール「鳥羽一番街」(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-26-3331)3階で開催されている。
全日本写真連盟志摩支部に所属する2人は共に、三重県展や伊勢市展など各種写真コンテストの受賞歴を持つ。1949(昭和24)年生まれの山本さんは写真歴9年。2014年「全国漁港漁場漁村海岸写真コンクール」で海女と子どもがだんらんしている様子を写した作品が農林水産大臣賞に選ばれた。1948(昭和23)年生まれの出口さんは写真歴15年。鳥羽市の「しろんご祭り」や志摩市の「潮かけ祭り」など海女が主役の祭りを中心に撮影する。
作品は、現役の海女の生活や海女漁の様子、祭りなどを捉えた計20点を展示。山本さんは「現役海女の厳しさや海女文化を多くの人に伝えたい」と話す。
営業時間は平日9時~17時30分、土曜日曜祝日9時~18時、木曜休館。開催期間は2020年4月30日まで。同2階では、泊正徳さんの写真展「伊勢神宮の四季」も同時開催中。