「第2回世界料理学会 in VISON」が4月16日、大型商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」(多気町)内の食の美術館「AT CHEF MUSEUM(アット・シェフ・ミュージアム)」で開催される。
【その他の画像】「第1回世界料理学会 in VISON」の様子
世界料理学会は、スペイン・バスク地方の小都市サンセバスチャンでの取り組みを手本に、北海道函館市内でスペイン料理店「レストランバスク」を営む深谷宏治シェフを中心に、料理人たちが料理の背景にある風土や素材について語り、調理の技についてプレゼンテーションを行い、「日本の食文化の発展と料理人・レストランのクリエイティビティーの向上、食に関わる全産業の繁栄を目指す」ことを目的に2009(平成21)年から開かれている活動。
第1回大会では深谷シェフ監修の下、ヴィソンが中心となって伊勢志摩地域を食で元気に盛り上げようと活動するシェフ集団「エバーグリーン」らと共に開催した。
当日は、料亭「日本料理銭屋」(石川県金沢市)の髙木慎一朗さん、「作」「鈴鹿川」などの日本酒を醸造する「清水清三郎商店」(鈴鹿市)の清水慎一郎さん、フレンチレストラン「Le Musee」(札幌市中央区)の石井誠さん、海鮮料理店「食堂あお」(熊野市)の榎本和希さん、フレンチレストラン「Restaurant MOTOI」(京都市中京区)の前田元さんら登壇する。
「四つ葉ファーム」(兵庫県加東市)の今川優子さん、三重県内の「ミカタアグリ」(亀山市)の三方美智代さん、「瑞雲ファーム」(伊賀市)の中井奈緒美さん、「iBroom」(明和町)の濱口仁志さんの生産者3人と、農林水産省料理マスターズで「ミチノ・ル・トゥールビヨン」(大阪市福島区)の道野正さんと「Recette(ルセット)」(神戸市中央区)の依田英敏さんとの座談会も開く予定。
実行委員長の「ボンヴィヴァン」(伊勢市)河瀬毅さんは「一流の料理人たちが、食の世界情勢や自身の料理感、技術論、これからの飲食業界についてなど食について語り合う。情熱ある生産者と関西のシェフたちとの対談。見どころ、楽しみどころもいっぱいでワクワクする出会いと体験が待っている。当日でもチケット購入は大丈夫なので、ぜひお越しいただければ」と呼びかける。
開催時間は10時30分~17時(受け付けは9時30分~)。料金は、着席=5,000円(定員320人)、立ち見=3,000円(同100人)。