「天然温泉 ゆの里」「ゆの里アクアフォトミクスラボ」(以上、和歌山県橋本市)代表の重岡昌吾さんと哲理学作家で音楽家のさとうみつろうさんの講演会「水と光と音のまつり in 伊勢」が8月11日・12日、伊勢市内の2会場で開催される。
重岡さんは大学在学中に母親が創業した天然温泉「ゆの里」の運営に関わる。「ゆの里」に湧く金銀銅の3種類の水を探究。2011(平成23)年、神戸大学のツェンコヴァ・ルミアナ教授と共同研究を開始。2020年、同敷地内に水の研究開発施設「ゆの里アクアフォトミクスラボ」創設する。
さとうさんは、30万部を超えるベストセラー「神さまとのおしゃべり」を執筆するなどの作家活動とともに、バンド活動「sun of a rock(サノバロック)」を行う。2016(平成28)年、CD「グラビトン」を発売。物理学者の保江邦夫さんとの共著「シュレーディンガーの猫を正しく知ればこの宇宙はきみのもの」の上下巻を今年4月に刊行した。
伊勢人力車「光勢屋」創業者で実行委員会委員長の前田光明さんは「重岡さんは水の研究者で水のことを科学的に世界に発表している。水は想像できないほどに多くの秘密・宇宙の道理(ロマン)が隠されている。参加した人が感激と感動する瞬間を『心のふるさと』と言われる『祈りの聖地』伊勢神宮のお膝元で、共に宇宙の真理を理解することで人生がより豊かになっていくのでは」と話す。
11日は、「いせ市民活動センター北館いせシティプラザ」(伊勢市岩渕)2階多目的ホールで、重岡さんによる「お水と光の話」、重岡さんと前田さんのトークショーを、翌12日は、「伊勢市生涯学習センター いせトピア」(黒瀬町)でさとうさんと重岡さんによる「お水と音がつなぐご縁」と題したトークショーと伊勢合唱団「Sorciere(ソルシエール)」「Sorciere Jr.(ソルシエールジュニア)」の合唱演奏を、それぞれ行う。
前田さんは「12日は、音楽や合唱が奏でる音の振動が人体にどのような影響を与えていくか、水と音の関係性の世界観を体感してほしいと思い、純正律で調律したピアノをさとうさんが弾き、さとうさん作詞作曲の『喜びの花』を会場みんなで一緒に歌い、平和と安寧の祈りをささげたい。島根の特別支援学校の子どもたちが歌った歌の収録音源も流し、出雲と伊勢のレイラインを結び、音による振動で心と体を振るわせたい。収益の一部は、平和の架け橋となる活動に寄付する予定」とも。
両日とも13時開場、13時30分開演(17時終了予定)。詳細は参加申し込みページから。