
GTレースの国内最高峰レース「2025 AUTOBACS SUPER GT第5戦『SUZUKA GT 300km RACE』」の決勝レースが8月24日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市、1周5.807キロ)で行われ、伊勢市出身のレーシングドライバー三宅淳詞選手が所属するチーム「NISMO NDDP」がGT500クラスの3位表彰台を飾った。
日産ワークスチーム「NISMO NDDP」決勝レース3位、優勝は「NISMO」
同チームは、3番グリッドから決勝レースをスタート。埼玉県出身の佐々木大樹選手がファーストドライバーを務め3番手のまま20周目でピットイン。その後、三宅選手が最後まで走り切りそのまま3位をキープしフィニッシュ。
三宅選手は「優勝も狙えたと思うので少し悔しいが、まずは表彰台に上がれることができて良かった。実は木曜日に佐々木選手と2人で伊勢神宮へ参拝した。そのおかげでタイヤの温まりが良かったのだと思う」とコメントを残す。人生2回目の伊勢神宮参拝の佐々木選手は赤のNiterra(ニテラ)Tシャツを着て気合を入れて参道を歩いたという。佐々木選手は「地元出身の三宅選手の案内で伊勢神宮を参拝させてもらった。優勝はできなかったがお伊勢さんパワーで3号車として3位になることができた。この勢いで次戦は優勝を目指したい」と意気込む。
優勝は、チームメートの「NISMO」(No.3)千代勝正選手、高星明誠選手組、準優勝は「TGR TEAM ENEOS ROOKIE」(No.14)大嶋和也選手、福住仁嶺選手組。