映画の奥深さを語り合う会「サロン・ド・シネマ伊勢」が11月5日、高柳商店街の中にあるフィルム・ジャパネスクスタジオ(伊勢市曽祢)で開かれる。
伊勢や松坂で朗読会などを開く幸子さんと梨香さんの2人が毎月1回、主催する同会。幸子さんは「日常にそっと寄り添う言葉を届けることを大切にしている。映画の中に込められた、そうしたメッセージをみんなで語り合うことができればという思いで始めた。伊勢に移住し伊勢志摩を舞台に映画を製作するふるいちやすし監督との出会いもきっかけの一つ」と話す。
今回で3回目となる同会では、ふるいち監督がメガホンを取り、2017年のロンドンフィルムメーカー国際映画祭、アジア国際映画祭で最優秀監督賞などを受賞した長編映画「千年の糸姫」を上映し、その後、映画について語り合う予定。
幸子さんは「毎月第1水曜日に開催しているので、映画ファン、映画製作に関わってみたいという人に参加してもらえれば。12月は3日の予定。毎回最後に、私たち2人で考えた詩を朗読する朗読劇も披露している。何かを感じてもらえるきっかけになれば」と参加を呼びかける。
開催時間は15時~18時(14時30分開場)。参加費は1,000円(ドリンク付き)。