三重県の日本酒の魅力を全国・世界に発信していく代表者を選ぶ「2026 Miss SAKE 三重大会」が2月23日、おかげ横丁・野あそび棚(伊勢市宇治浦田)で行われ、三重代表に山口華子さんが選ばれた。
同大会は、日本酒の魅力と日本文化の価値を国内外へ広く発信するアンバサダー「Miss SAKE(ミス日本酒)」を選出するコンテスト。単なる美しさを競うコンテストではなく、日本酒の歴史、伝統文化、地域振興に貢献できる「知性と品格を備えた女性」を都道府県ごとの地方大会で代表を選び、日本酒の知識、着付け、茶道、国際マナーなどの厳しい研修「ナデシコプログラム」を終えた後、最終選考会で「Miss SAKE JAPAN グランプリ」を決定する。今年から「酒乃店もりした」(鳥羽市大明西町)が三重大会のブランドパートナーを担当する。
三重大会には、1次審査の書類審査、2次審査の面接を通過した4人が登壇。赤福・伊勢福(伊勢市宇治中之切町)社長・濱田朋恵さん、すかや呉服店(多気町)社長・綾野寿昭さん、元坂酒造(大台町)専務・元坂新平さん、酒乃店もりした・社長の森下巧麻さん、昨年のグランプリに選ばれた館農知里(たてのちさと)さんが審査員を務めた。
審査は、1人3分間の「自己PR」、日本酒の香り、味わい、印象を言葉で表現する「利き酒」、自分の言葉で魅力を発信する力量を審査する「情報発信力」を、それぞれ5段階評価で加点し、上位3位までの順位をそれぞれの審査委員が日本酒の知識、体のバランス、表情・印象、話し方・内容、国際感覚・語学力の総合評価で決定する。
審査の結果、三重代表・グランプリに鈴鹿市出身の山口華子さん、三重代表・準グランプリに伊勢市出身の河原晟永さんが選ばれた。
山口さんは「三重代表に選んでいただき、身が引き締まる思い。三重県は南北に長く風土が異なるので、それぞれに違った味わいの日本酒を楽しむことができる。三重の日本酒の素晴らしさを日本中、世界中に広く伝えていきたい」。河原さんは「伊勢が地元なので、選んでいただき光栄。日本酒はただのお酒ではなく、人と人、文化と文化を結ぶもの。単なる飲み物としてではなく、日本文化を体現するような存在として、その良さを伝えていきたい」と、それぞれ選ばれた喜びを言葉にした。
昨年のグランプリ・館農さんは「一年間、国内外のイベントなどに参加し、その土地ならではの風土を生かした魅力のある日本酒の文化を発信してきた。2026年の皆さんには、自分の地域を誇りに思い、日本人のアイデンティティーとして日本酒の文化を伝えてほしい」とエールを送る。