志摩スペイン村パルケエスパーニャ(志摩市磯部町坂崎、TEL 0599-57-3333)の秋の恒例イベント、フラメンコの祭典「フィエスタ・デ・フラメンコ」が毎週土曜・日曜日、パーク内コロシアムで開催されている。
2000年秋から毎年開催し、今年で9回目になる同大会は、10日間のファーストステージ(9月13日~10月12日)に、1日10組のチーム(計100組)が参加し、その日のファーストステージ優勝チーム1チームが、10月19日に開催されるファイナルステージ出場権を得る。ファイナルステージでは、10チームが優勝賞品の「スペイン旅行」を目指す。これまで全国各地から延べ約5,100名が参加し、アマチュアフラメンコダンサーの大会としては最大規模と言われ、参加者からは「フラメンコの甲子園」としても親しまれているという。
9月20日の出場チームは神奈川、静岡、京都、沖縄などさまざま。神奈川大学フラメンコ部の女性4人の学生チーム「ロスガトス」は初出場で緊張したが楽しく踊れたとコメント。静岡出身の女性3人チーム「マルガリータ」は大学3年生の時に初めて参加して今回で7回目を迎えるという。メンバーに16歳の高校生が入る大阪出身の女性7人チーム「ラチ チカスナランハス」も情熱的な踊りを披露した。
この日の審査結果は、1位(アミーゴ賞)は「パティオ」(愛知)、2位(チャチャラ賞)=「ラチ チカスナランハス」(大阪)、3位(MARUWA特別賞)=「ブエン・ティエンポ」(京都)、4位(審査員特別賞)=「チーム、キョウモバイモラス?!」(静岡)、5位(ボニータ賞)=アミーガ デ フラメンコ」(沖縄)。