話題の「ポッキー娘」忽那汐里(くつなしおり)さんや池松壮亮(いけまつそうすけ)さん、大泉洋さんらが出演し、伊勢を舞台に展開する映画「半分の月がのぼる空」のキックオフイベントが2月13日、皇學館大学(伊勢市神田神久志本町)で開催される。
ポッキーのCMキャラクターを新垣結衣さんから引き継いだ忽那汐里さんはパジャマ姿で記者会見に。伊勢総合病院で
同作品の原作は、伊勢出身の橋本紡(つむぐ)さんの小説「半分の月がのぼる空」(電撃文庫)。伊勢市内の病院に入院し、市内の高校に通う裕一(ゆういち)と、心臓病を患うわがまま少女・里香(りか)との恋愛を物語にした作品で、全編伊勢で撮影された。
同イベントは、4月3日に全国ロードショーが決定し、伊勢から映画を盛り上げようと、みえ文化芸術振興プラン推進事業実行委員会(三重県生活・文化部文化振興室内)と文化庁、三重県が主催する。原作者の橋本さん、映画監督の深川栄洋さん、裕一役の池松さん、里香役の忽那さんらも出席する。
当日は、地元伊勢をテーマに橋本さんと地元アナウンサーが対談を行うほか、監督・原作者・出演者らとともに映画撮影のエピソードや映画への思いなどを語るトークライブを行う。締めくくりには、地元で映画制作を陰で支えた「半分の月がのぼる空」実行委員会と伊勢志摩フィルムコミッションらによるキックオフセレモニーを、会場に集まった参加者とともに行う予定。
開催時間は13時50分~16時(開場13時20分)。参加無料、定員は先着1,000人。問い合わせは同委員会事務局(TEL 059-224-2176)まで。
同日、地域の映像文化を担う人づくり事業の一環として、「親子で楽しむ影絵ワークショップ」(10時30分~11時40分)と、劇団みんわ座影絵劇公演(13時30分~15時)も開催される。