「モンベル」辰野勇会長、アウトドアをテーマに講演-志摩自然学校5周年で

1975年の28歳の誕生日に創業し、グループ全体で300億円の売り上げを誇る企業に成長させた「モンベル」辰野勇会長。

1975年の28歳の誕生日に創業し、グループ全体で300億円の売り上げを誇る企業に成長させた「モンベル」辰野勇会長。

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 真珠イカダが浮かぶ英虞湾をフィールドにシーカヤックやシュノーケリングなどの体験ができる志摩自然学校(志摩市大王町波切、TEL 0599-72-1733)が7月8日、開校5周年記念講演会を横山ビジターセンター(同市阿児町鵜方)で開催する。

ウオーターボールに乗る志摩市のゆるキャラ「イセエビ大王」、志摩自然学校で。

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 同校は、野外体験活動やレジャースポーツを通して志摩地域の観光振興、集客向上につなげようと2005年6月に開校。今年で満5周年を迎える。今シーズンから新たに、濡れないで海上を歩行したり寝そべったりすることができるニューアトラクション「ウオーターボール」を導入するなど、伊勢志摩のアウトドアレジャーの楽しみ方を積極的に提案する。これまでの同校での体験利用者は延べ1万6,000人を超える。

 当日、講演を行うのは老舗アウトドア用品メーカー「モンベル」(大阪市西区)創業者で会長の辰野勇さん。「アウトドアレジャーによる、観光産業の活性化と可能性について」をテーマに、日本各地の事例や志摩地域の魅力、アウトドアレジャーの発展性などについて話す。

 辰野さんは少年時代、ハインリッヒ・ハラーのアイガー北壁登攀(とうはん)記「白い蜘蛛」を読み感銘を受け、登山家・冒険家に。同時に1975(昭和50)年の28歳の誕生日にモンベルを創業し、グループ全体で300億円の売り上げを誇る企業に成長させた。現在は同社会長、モンベルアメリカ・インク(米国法人)社長のほか、びわこ成蹊スポーツ大学客員教授、桃山学院大学非常勤講師、日本カヌー連盟常務理事、日本エコツーリズムセンター顧問、大阪府カヌー協会副会長、日本レクリエーショナルカヌー協会会長などの要職に就く。

 開催時間は13時30分~15時30分。対象は、志摩市観光宿泊施設関係者、商工観光振興関係者、市議会議員。受講は無料だが、事前の申し込みが必要。

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