当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社三景」の夢です。

株式会社三景(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:倉澤寛)の歩みは、昭和33年、風呂敷に名入れを行う業務から始まりました。それから約70年。素材が織物から不織布へと変わり、用途が生活資材だけでなく産業資材へと広がっても、守り続けてきた哲学があります。
「つつむことは、愛すること。」
このタグラインには、日本で育まれた「中身を慈しみ、相手を敬う」という心の形が込められています。私たちの夢は、単なる梱包資材の提供に留まりません。この「包む文化」を、今まで培ってきた不織布技術と融合させ、グローバル市場に展開していくことです。
この夢の実現に向けた国内の重要拠点が、三重県いなべ市の大安工場と、ベトナム工場です。このうち大安工場は2025年、「いなべSDGs推進事業者」として登録されました。
2020年に「SDGs未来都市」として認定されたいなべ市の理念に呼応するように、同工場では環境規制の厳しい欧米向け輸出製品に対応する、高機能な環境配慮型包材の製造を加速させています。
当社が取り組む環境配慮型不織布には、大きく分けて二つの柱があります。
一つは、植物由来原料やリサイクル原料を用いた素材。
もう一つは、土壌や海水中で分解される生分解性素材です。
単に「環境に良い」だけでなく、大手お取組み先の厳しい要求水準を満たす「実務上の完成度」も備えられるよう、注力しています。輸送・保管時の傷、結露、サビ、静電気といった課題に対し、長年の不織布加工で培った知見を活かし、強度、クッション性、作業性を両立させています。
「SDGsの浸透によって、包装資材の価値観が劇的に変わるのを感じました。かつては『安ければ安いほど良い』とされた世界に、地球環境への配慮という新たな評価軸が生まれたのです。その時、風呂敷で培った精神と不織布加工50年の技術を、この大転換点に投じようと決心しました」と、代表取締役の倉澤寛は振り返ります。
大きな転機は2024年2月、ベトナムに進出している日系企業から寄せられた「現地でも同様の環境配慮包材を提供してほしい」という打診でした。海外拠点のなかった当社にとって、それはまさに「晴天の霹靂」といえる出来事でした。
「日本国内だけで事業を継続していては、将来の成長は限定的です。しかし、ベトナムを足がかりに東南アジア全体を見渡せば、そこには30億人を超える市場が広がっています。決して大きくはない町工場が海外に直接投資し、拠点を持つ。言葉の壁、文化の違い、法律のハードル……悩み抜きましたが、この挑戦こそが10年後、数10年後の三景を支えると確信しました」
その決断を経て、2025年11月、ベトナム工場が稼働を開始しました。2026年初頭より本格生産に入った同拠点は、東南アジア全域を見据えた「環境包材のマザー工場」としての役割を担い始めています。様々な課題に直面しながらも、倉澤は「ベトナムの皆さんに愛される会社になり、共にものづくりをしていきたい」と、その眼差しを未来に向けています。
挑戦に終わりはありません。現在の先行投資が実を結ぶまでには、数年の歳月を要するでしょう。しかし、当社が「創業100年企業」となるための足掛かりだと考えています。
「もしあの時、海外進出という決断を下していなければ、これまで通りの一年を繰り返していたでしょう。しかし、今は違います。未知のステージに立ち、グローバルな視点でビジネスを語れるようになったことで、従業員のさらなる幸福実現という目的にも一歩近づけたと感じています」
三景はこれからも、日本伝統の「つつむ」精神を、世界基準の技術へと翻訳し、地球上のあらゆる製品と未来を愛で包んでまいります。
愛知県名古屋市に本社を置き、不織布製品の企画・製造・販売を行う。風呂敷メーカーとしての創業以来、「温故知新」の精神で、産業資材、農業資材、生活資材など多岐にわたる分野で、高品質かつサステナブルな包装ソリューションを提供している。
株式会社三景
所在地:愛知県名古屋市北区清水一丁目6番9号
電話番号:052-951-2738 (総務部)
公式サイト:
https://www.ngo-sankei.co.jp/
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。