文化庁の食文化機運醸成事業「100年フード」において、「伊勢うどん」が令和6年度「伝統の100年フード部門 ~江戸時代から続く郷土の料理~」に認定されました。「100年フード」とは、日本の多様な食文化の継承・振興を実現するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」として認定し、未来へと継承していく文化庁の取り組みです。
◆伊勢うどんとは 伊勢地域の独特なうどんで、太くてやわらかい麺に少量のたまり?碵油をベースにしたタレがかかった食べ物です。具材は刻みネギ程度で、あまり載せません。伝承によると、農民たちが麦を挽いてうどんを打ち、地味噌から取れた「たまり」をかけて食べたものをルーツとしています。
伊勢市は古くから信仰されてきた伊勢神宮が所在し、全国から集まった参宮者をもてなすために改良され、江戸中期には今日のようになっていたようです。
現在でも市民にとっては日常的に食されるとともに、多くの観光客にも親しまれています。
「100年フード」ロゴマーク
伊勢うどん(太くて柔らかい麺と濃厚で甘辛いタレが特徴のうどんで、市民の郷土食として親しまれています。)
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
◆「伊勢うどん」の「100年フード」認定に関すること
伊勢市 情報戦略局 文化政策課 古川・小林
TEL|0596-22-7884
e-mail|bunka@city.ise.mie.jp