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「縄文の森の空気を感じてもらうには?」伊勢神宮・式年遷宮を解説した書籍出版

「縄文の森の空気を感じてもらうには?」伊勢神宮・式年遷宮を解説した書籍出版

「縄文の森の空気を感じてもらうには?」伊勢神宮・式年遷宮を解説した書籍出版

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 伊勢神宮禰宜(ねぎ)・神宮司庁総合企画室長兼広報室長の小堀邦夫さんが2月13日、伊勢神宮をわかりやすく、古く、正しく解説した書籍「伊勢神宮のこころ、式年遷宮の意味」(淡交社)を出版する。

新しく架け替えられた「宇治橋」の初めての朝、黄金色に輝く

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 同書は、2013(平成25)年、20年に一度の大祭「式年遷宮(しきねんせんぐう)」を正しく理解するための書籍で、古代から受け継がれている日々の祈りの姿を、言葉の意味からひも解き、祭りの本質、実際の行事などをわかりやすく説明する。

 和歌山県出身の小堀さんは、伊勢神宮に35年勤務、次の式年遷宮で2回目を迎えるという。著書に「伊勢神宮」(保育社)、「日本の古社 伊勢神宮」(淡交社)など10冊。

 「縄文の森の中で、弥生の祈りが今も続けられている。年間1,500回もの祭りを行う神宮の森。それだけを考えるだけでもただの森ではない、ただの参道ではないことを理解してもらえると思う。まず宇治橋を渡ってもらい、この縄文の森の空気を吸って、感じてもらうにはどうしたらいいか?そのときのこころの必携書になれば」と小堀さんは出版のきっかけを話す。

 カラー200ページを含む全320ページ。巻末資料に、伊勢神宮正殿などの配置図、建築様式、主な年間行事・祭礼、伊勢神宮125社の宮名・住所なども付く。

 価格は2,310円。全国の書店、インターネットなどで購入できる。

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